訪問で必要なもの

投稿日:2018年7月27日

カテゴリ:木村歯科訪問プロジェクト

木村歯科医院の大谷です。

前回最後に伝えました、わたなべ歯科さんの続きは院長が報告することになりましたので、

今回は木村歯科医院が訪問時に扱う大き目な診療器具についてお伝えします。

 

まずはポータブルユニットの「かれんEX」

・歯石を除去する超音波スケーラー
・虫歯や金属を除去する回転切削器
・水を吸うためのバキューム
・バキュームのオプションで吸引機能付きの歯ブラシ
・水と風を出す3ウェイシリンジ

これらが家庭用電源で全て行える、訪問歯科では欠かせない機材です。

さらにこの機材、ポータブルユニットの中でも軽いタイプのため、
このように片手で持ててしまいます!

消毒も簡単なため、清潔な診療をお届けすることができます。

 

次はこちら、「美歯楽(ビバラック)」です。

これはバキューム機能に特化しており、衛生士のみでの訪問の際に重宝されます。

かれんよりも軽く、バキュームに特化した分吸引力が向上しております。

こちらも、オプションにより注水機能付きのバキューム歯ブラシが使えます。

 

最後にこちら、モーター切削器です。

入れ歯が合わない、当たって痛い部分を調整するために、

または歯へのかぶせ物の大きさを調整するために使用します。

入れ歯は使っていればすり減りますし、年齢とともに筋肉や骨の形が変化します。

そのため、修理や調整、作り直しのために多くの器具を使用します。

 

機械類ではないのですが、もう一つ大きい物として、

イスや+車椅子の後ろに設置できる「やすらぎピロー(OSADA)」

診療中はお口を開けるために頭を後ろに倒していただいたり、
口の中を触るときは後方に少なからず力が加わります。

口を開けているだけでも大変で、そのうえ力に対して姿勢を維持していただくことは
治療するうえで大変なストレスになります。

このやすらぎピローを使えば背もたれが伸び、枕が付くため、
座った状態でも背中にしっかり体重をかけることができ、
安定かつストレスなく診療を受けていただくことができます。

 

今回はここまでです。

できるだけ患者様の負担が少なく、安心安全な訪問診療を届けるために、

訪問プロジェクトチーム一同でお口の健康をお届けするために日夜頑張っております。

 

訪問診療について、質問や相談がありましたらいつでもお受けいたします。

お問い合わせから気兼ねなくお伝えください。