歯の神経を取る治療って?
投稿日:2021年12月14日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の吉田です♪
今年も残すところ2週間ちょっとですね。
毎年恒例の今年の漢字一文字は「金」でしたね。
「金」とは想像つきませんでした。皆さんにとってはどんな一年でしたか?
今年のやりたかったことが少しでも実現できるように残りの時間を大切にしていきたいと思います。
今回、私からは「歯の神経を取る治療について」お伝えしたいと思います。
歯の神経を取る治療ってどんな治療ですか?と質問も多くいただきます。
歯の神経を取ると聞いて歯を抜いてしまうのでは?と不安に思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
歯を抜かずに神経だけを取る治療を行います。
歯の神経とは「歯髄」と言われる部分のことを言います。
この歯髄には痛みなどの刺激を脳に伝えます。
歯の神経は栄養を運ぶ役割と言われています。
神経部分に通っている血管から歯の中に栄養を送っていますので、歯が割れることがありません。
知覚過敏でしみたり、虫歯が進行して痛みがあったりするなどの症状は神経が反応しているサインです。
痛みのセンサーがあることで、歯に異常があることを知らせています。
●神経を取ると起こる変化
<1>神経を取ってしまうと歯の色が黒ずんでしまいます。
神経には血管が通っていますが神経を取ることで血液が循環しなくなります。
歯の色が変色してしまうので被せ物をして見た目を改善します。
<2>歯がもろくなってしまう
神経を取った歯はもろくなってしまいます。
栄養を送る血管がなくなり、歯の栄養が足りなくなり割れやすくなるのです。
歯の寿命も短くなってしまいます。
<3>むし歯になっても気づきにくくなる
痛みなどの症状を伝える神経を取ってしまうので、痛みを感じることができにくいです。
むし歯などの変化に気づくのが遅くなってしまいます。
痛みなどの症状が出てしまう場合は、歯の神経を取ることが必要になってしまうことが多いです。
できるだけ神経を取る治療にならないように日頃からのケアをお勧めします。
やむを得ず、神経を取る治療になってしまった場合には、これ以上悪くならないように、より材質の良いかぶせ物を選んでいただいたり、定期検査を受診していただくようにお願いします。
木村歯科医院では院長による無料オリエンテーションを毎月開催しております。
12月21日(火) 15:30〜
来年の開催も決定しております。
1月18日(火) 15:30~
感染対策を行って人数制限を行い実施しております。
ご希望の方はスタッフまでお尋ねいただければと思います。
また、お電話でも承っております。皆様のご参加をお待ちしております。
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