コーヌスクローネ入れ歯FAQ第二章

コーヌスクローネ入れ歯・義歯のよくある質問11~20

壊れてしまった場合どうしたらいいですか

光で固まる特殊なハイブリッドセラミックで作られていますので通常は当日修理が完了します。 コバルトの金属フレームは丈夫で落としたぐらいでは変形はないですが、車で引いてしまったなどの場合は作り直しになります。

通常の使用と指定のメインテナンス(予防管理のe-smileクラブ)であれば5年保証となっております。保証と言っても物理的には5年で壊れるものではなく10年も20年も使用できるものです。 通常の使用ではなく事故などによる破損では有料となります。

壊れてしまった場合に修理にどのくらい期間かかりますか

前述の通り通常は当日に修理が完了します。フレームごと破損する事は通常の使い方ではありませんが、もしフレームから作り直すことになれば1か月から2か月かかる事もあります。その場合は最初の製作中に使用した仮歯を保存してありますので、修理中お預かりしても歯が無い時期はありません。

その為に治療中に使用した仮歯はぜひ当院で管理させていただく方が安心です。当院指定のメインテナンスを受けていて通常の使用で破損した場合は保証を受けられますので安心してください。大がかりな破損・修理の場合は見積もりを出させていただきます。

治療中に歯のない期間はありますか

仮歯を必ず当日に入れますので歯がない時期はありません。 通常コーヌスクローネの治療では治療の歯の部位に対して仮歯を2回お作りします。 これはその都度、即日にセットいたしますので歯が無い時期は無いように治療を進めていきます。

2回仮歯を作るのは、最終的なコーヌスクローネが最良の咬み合わせになり、できるだけきれいな仕上がりに製作するためにわざと2回お作りしております。さらに本歯では、形や咬み合わせだけでなく歯の色も一番納得いくように製作しております。

大体どのくらいの金額がかかるのでしょうか

通常は歯上下で28本あります。上か下かで見ても14本ずつありますので片顎で140万円が被せるものの金額となります。被せる支台が自分の歯かインプラントかにもよりますが合計200万円から300万円ぐらいとなり上下ではその倍となります。

また残っている歯が少ない場合は、入れ歯タイプのコーヌスにできますが大きさが大きくなってしまいますので快適さが減ります。その場合インプラントを併用するとさらに追加料金がかかります。 長年使用してきた歯やかぶせ物はすり減っていますので、それを元の高さにするとほうれい線なども少なくなるので、この際しっかり治すのであれば上下を一度に治療することをお勧めします。

一回治療しておけば今後すり減ったりしても、1日で元のように修正できるのがこの治療です。 長い目で見たら快適な状態が長く続けられますのでお得と考えています。

装着するものの重さは重いのですか

今までの金合金のコーヌスはかなり重くなりますが、コバルトはセラミックよりも軽くて丈夫な為、より快適です。実際に持ってみないと重さの違いは比較できないのですが、今までの金合金のコーヌスは、外した時に重さをかなり感じる為、装着中に頭や顔が重く感じる方もいましたが、コバルトコーヌスでは今まで重さで不具合の方はいません。

はじめて装着の方は重さを感じるかもしれませんが、今までの入れ歯よりも軽いはずです。少なくてもこのタイプでこれ以上軽い素材はありませんので、是非お任せください。

歯の無い所にインプラントだけを入れたいのですが

歯の無い所にインプラントを入れるのは全体の咬み合わせが良い場合がお勧めです。 インプラントを上下12本入れた場合約600万円かかりますが、その後残っている歯がなくなるたびにインプラントを追加していかなければなりません。

インプラントは10年保証ですが、残っている歯が10年持つかどうかは難しい方が多いからです。 何度か治療してきた歯の場合は咬み合わせを全体的に治さなくてはならない事が多く、すべてをかぶせる治療となりますが、それをセメントで付けた場合は管理が大変になり、歯周病のリスクが高まります。

コバルトコーヌスは管理がしやすい為、万が一長期の入院や寝たきりになっても管理できるので安心の治療方法と言えます。

インプラントはしたくないのですが今までの入れ歯は嫌です。

残っている歯の数にもよりますが、インプラントをしなくても入れ歯タイプのコーヌスクローネにできます。上顎を覆う部分が無くなり、舌のベロ側に通る線やプラスチックが無くなる為、多くの方が快適に使用しています。

コーヌスクローネにする利点については、一部の歯に金属のひっかける金具をかけない為、見た目が良いことや残存歯に負担がかからないことなどがあります。処置が複雑になり治療期間が延びるなどの欠点もありますが、毎日使うたびに憂鬱になるのを繰り返していた今までの方法に比べれば、快適で良く噛め、健康に向かえる治療法と確信しています。

コーヌスを入れたら治療は終わりですか

コーヌス装着後快適になっても残っている歯や支台の管理は必要です。 自分でしっかり管理できてると思っていても定期的に管理で通っていただくのをお勧めしています。 定期管理に通う事が保証につながる条件にもなっているくらい重要です。

特に会員制の予防クラブのシステムは、歯周病の管理に保険ではできないことを盛り込んであり、歯ブラシを買うにもセラミックを被せるにも会員価格がありお得となっています。

普通の歯ブラシで磨いても大丈夫ですか。歯みがき粉は使用した方がいいですか

歯みがき粉は基本使用しない方が表面に細かい傷をつけません。どうしても使用したい場合は研磨材の入っていないものであれば使用できますし、ブラシに制限も特にありませんが当院指定の物が推奨です。

また取り外したコーヌスクローネ義歯は、銀イオンコート(ピカッシュ)が一番清潔にきれいに保てます。銀イオンコート(ピカッシュ)は前述していますが、詳しくはスタッフにお聞きください。 研磨材の入っていない歯磨剤も当院指定の物がベストです。

コーヌスの材料はなんですか

芯棒はコバルトクロム合金で人工の歯の部分はハイブリッドセラミックでできています。 コーヌスクローネ義歯の芯棒は、コバルトクロム合金で特に最近ではニッケルを排除して生体親和性が一段と良くなりました。チタンと並び人工関節にも使われています。

このコバルトクロム合金は、セラミックよりも軽くて丈夫で、作るのは非常に難しいのですが、出来上がったものは軽くて丈夫で非常に使い勝手が良く、さらに人口の歯の部分にはハイブリッドセラミックを使用しているため、万が一壊れても修理も早くできるようになりました。

技工所を併設しておりますので、通常は即日で修理できます。

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