歯科医院内感染防止対策講習会

投稿日:2018年10月6日

カテゴリ:院長・副院長ブログ

木村歯科医院木村です。

先日院内感染防止対策の認定講習会があり参加してきました。

HPでも告知しておりますが、木村歯科はすでに感染対策が施されており認定施設になっております。

しかし最新の情報はいつもアンテナを張っていなければという事で参加してきました。

私の治療前オリエンテーション(無料健康講座)や当院の初診時のカウンセリング時には必ずお話しすることですが、歯科医院内では通常の単なる消毒では感染対策が十分とは言えません。

当院はバイ菌はもちろんですがエイズやB型肝炎などのウイルスまでも不活性化する滅菌消毒を行っていますので患者様から患者様へうつる心配がないようなシステムに20年前から対応しています。

例えば治療に使う器具(歯を削る器械)などの滅菌消毒が最近テレビでも取りざたされていますが、目に見えるものの滅菌消毒は当たり前、使い捨てにするものは使い捨てにを私が口腔外科出身という事もあり当たり前のように行ってきました。

なぜこの対策が世間で遅れたかはコストがかかる事とメーカーの対応が遅れている事と思っています。

すでにヨーロッパでは治療椅子の中から出てくる水の消毒は当たり前の器械になっていますが、日本ではまだまだです。当院は独自に治療椅子の中も殺菌ができるシステムを20年前から導入していました。

考えてみればそれが治療後の治りが良い原因と今では思っています。インプラントなどの手術も腫れが少なく痛みが少ない事もきっちりと消毒滅菌をしているからだと思っております。

手術室の空調までも空気中のウイルスまで取るシステムになっています。

花粉症の多くなる時期に手術室に入ると楽になる方が多いのも花粉はもちろんウイルスまで除去するからだと思います。

また水を分解した滅菌システムなので病院独特の消毒臭さもない歯科医院と言われます。臭いと言えば治療椅子の頭を乗せる台のカバーも一人一人使い捨てです。

紙コップはもとよりエプロンとヘッドレストカバーも使い捨てにしています。これは前の患者様の頭のにおいまで不快な思いをさせたくないからです。

口に中に入れる器具も滅菌した袋の中に入れてあり皆さんの前で破って開けます。

出したてを分かってもらうためです!また歯を削る道具はもとよりその先の削るチップも一人ごとにすべて滅菌消毒する為個別のケースに入れて一人一人に変えています。

あらためて感染対策の認定コースに出てさらに自信をもって治療に臨むことができます(また休みがつぶれましたが・・・)

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