咬むことによる口腔育成について&ハロウィンイベント9日目

投稿日:2018年10月26日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!

埼玉県羽生市にあります、木村歯科医院の関根です( ´_ゝ`)ノ

 

先日、横浜のパシフィコ横浜で行われた国際歯科大会に行ってきました!

デンタルショーでは多くのメーカーさんと歯科材料や商品についてお話しすることが出来ました。

普段聞くことの出来ないことをいろいろ聞けたので、皆様にも診療通してお伝えできたらと思います。

 

待合室で見かけるビバリーくんにも逢えました!!!

隣は受付の小杉さんです!

初めての参加でしたが1日とても充実した時間を過ごせました(*≧∀≦)

 

今日は小児の発達(口腔・身体)についてお話ししたいと思います!

 

そもそも歯列にとって重要な顎・・・

その顎が成長するために大切なことは何だかご存知ですか?

顎の成長のためには顎への負荷が必要です。

 

顎への負荷=かみしめ(臼歯部への圧力)です!!

①夜中のくいしばり(≠歯ぎしり)

②運動による踏ん張りや緊張

③食行為

子どもは成長に必要な負荷を欲しがっているので負荷のある生活を大人が準備することが必要です!

 

逆に負荷が減らしてしまう原因とは・・・

①便利グッズ(マグマグ・子ども用おもちゃなど)

②子どもに対する手厚い対応(子ども優先・刻み食材・過保護など)

③快適な暮らし(エアコン・エレベーター・車など)

④遊び内容、範囲の行動制限(掴む・投げる・登る・喧嘩など)

 

生物は適正なストレスが掛かるとそれを克服しようと成長しますが、弥生時代〜現代までの間で食物が柔らかくなり、噛む回数もどんどん減っているのが現状です!

 

良く噛むことの効用とは・・・

①肥満予防

②味覚の発達

③言葉の発音がはっきりする

④脳の発達

⑤歯の病気を防ぐ

⑥ガンの予防

⑦胃腸の働き方を促進

⑧全身の体力向上と全力投球

歯だけではなく全身の健康につながりますので、是非お食事はしっかり噛みましょう!

 

ちなみに・・・

噛む筋肉は目の水晶体を調整する毛様体に大きく影響しています。実は目の筋肉と噛む筋肉は繋がっているのです。よく噛んでいない子どもたちは視力低下を引き起こすため、矯正をしている子は眼鏡を掛けている割合が多くなるそう・・・

 

上顎の成長は6歳で8割が完成するらしく、それまでの時期の食育が大きく影響してきます。

《食育での3つのポイント》

①前歯で噛めるよう食材を大きく

②足は床につけるか正座で食べる

③歯ごたえのある食材を食べ、食後に水分は飲む

 

食事は手づかみで引きちぎると効果大です!!!

足を床に付けることにより、しっかり噛むことが出来ます!

また水分を食事中に摂ると、良く噛まずに流し込んでしまう場合があるので気を付けましょう!

 

噛むことの大切ということを少しでも理解していただけたでしょうか?

便利な世の中ではありますが、顎や歯にとって負荷はとても大切です。

いつもの食事に工夫したりして、楽しく顎を成長させてあげてください!(*´ω`)っ

 

当医院では毎月院長による無料の健康講座を行っています

11月20日(火)11:00~

11月24日(土)16:00~

 

皆さまのご参加お待ちしています♪ヾ(ゝω・`)

 

ハロウィンイベント9日目

▼いつもありがとうございます(^◇^*)

▼これからも歯みがき頑張ってねヽ(〃^▽^〃)ノ☆

▼アクセサリーがとっても似合ってて可愛い!(*^▽^*)♡