だ液と腸の関係
投稿日:2018年12月28日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の太田です。
2018年も残すところあと3日になりましたね。私は、新年を迎えるわくわくとした気持ちでいます♪
当院の診療も、本年は明日の12月29日までとなっております。
新年は1月7日より診療を行います。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
さて今回は、今月25日まで当院で行っておりましたイベントの内容でもありました「噛むこと」についてをお話しようと思います。
イベント期間中は、普段十分によく噛めているか?をチェックできるガムもお試しして頂いた方もいらっしゃると思います。いかがでしたか?
現代では、昔に比べて柔らかい食べ物が多くなったこともあり、食事で噛む回数が減ってしまっていることがわかっています。
なので、お食事のときによく噛むように意識することと、食材を大き目にカットすることでよく噛んで食べられるようになりますので、ぜひ試してみてください。
よく噛むことでだ液が良く出て、だ液によってむし歯や口臭予防の効果があります。
また、だ液には感染症を予防、食道や胃の粘膜の保護、消化を助けるなどの作用もあります。
このように、だ液はお口だけの働きに留まらず、全身にも働いています。
だ液を出すことの他にも、だ液の中の成分の質を高めることで今の季節に流行っている風邪やインフルエンザなどの感染症予防になります。
そのためには、腸の免疫力を高めることが鍵のようです。
一見、腸とだ液は無関係のように思えますが、腸の免疫の状態とだ液の免疫の状態は連動することがわかっているそうです。
免疫細胞の多くは腸で作られているので、だ液の質を高めることも関係しているんですね。
腸の免疫力を高くする方法としては、腸の細菌のバランスを保つことです。
ヨーグルトを食べるといいと聞いたことがある人や実践している方も多いと思います。
しかし、ヨーグルトだけでなく、腸内細菌の栄養になる食物繊維が豊富な食品と一緒に食べることが大切です。
ヨーグルトだったら、一緒にリンゴを食べるなど組み合わせて食べるのがオススメです。
また、継続することも大事なポイントですので続ける事も意識していきましょう。
これからも木村歯科医院と共にご自身の歯を一緒に守っていきましょう!
来年度もよろしくお願い致します。
木村歯科医院では院長によるお口の健康に関するオリエンテーションを無料で行っています。
次回の開催は1月26日(土)16:30~です。参加希望の方は木村歯科医院(048-561-0808)
までご連絡ください。皆様のご参加お待ちしております。
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