歯科治療の検査から治療までの流れ
投稿日:2019年1月30日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の遠藤です。
最近あったイイ事は、好きなアーティストのライブを観に行ったことです。ライブ会場は大阪なので、ライブビューイングで浦和の映画館で観てきました。距離は遠くても近くに感じることができて、楽しかったです。癒されて応援してもらったので、お仕事頑張ろうと思いました。
それでは院長のコラムから、今回は【検査から治療までの流れ】です。
当たり前のように皆さんが感じているかと思われますが、通常歯科医院に行くと簡単な問診の後すぐに治療椅子に座らされます。そこに先生が来て「今日はどうしましたか?それではお口を拝見します」と言って椅子を横に倒して診察が始まります。ところが比較するのも変かもしれませんが、産婦人科に行き「今日はどうされました?それでは治療台に寝てください」と、いきなり診察が始まるなどという事は聞いた事がありません。やはり事の経緯などを看護師さんにお話しした後、先生とお話しして、診察をお願いしようと思ってから診察が始まるのではないでしょうか。
歯科医院は先生がいそがしそうだから、また、皆さん自身も早く治療をしてもらいたいからなのか、とにかく信頼を築くための時間が欠落している気がします。一旦歯科医院の門を叩くと、そこに任せるかどうかを迷う時間もなくすぐに治療が始まってしまい、受診の仕方を選択する時間もありません。そしてそのまま任せるしかない状態となり、自然と門を叩いた歯科医院にしばらく通わなければならないのが当たり前となっています。もちろん、中には「いそがしいから、とにかくすぐに治療をしてほしい」という方もたくさんおられるかと思います。
しかし、今は歯科医院には「痛くなったら通う」のではなく「痛くなる前に通う」時代が来ているのです。歯は痛くないけれど歯のクリーニングをしてもらいたいのに「どうされました?」と聞かれ「クリーニング希望です」と言ったら、先生に申し訳ないのではないかなどと感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当院では初めての方には、専門の相談員(トリートメントコーディネーター)が今までの経緯や希望を詳細にお聞きし、当院での診療や予防を行うかをお聞きする時間を設けております。また歯科医院の考えを聞いてもらうためのオリエンテェーションを開いております。歯についてお悩みの方は、まず相談に来ていただくか、オリエンテェーションで話を聞いていただき、その後にどう治療するかをしっかり考えていく方が安心できる方法ではないでしょうか。皆さんぜひ歯が痛くなる前に、噛めなくなる前に歯科医院に通いましょう。
木村歯科医院では何もなくても定期健診にお越しいただく方も多くいらっしゃいます。大丈夫だろうと思っている方もきちんと検査を行い、いつまでも自分の歯で美味しく食べられるようにお手伝いが出来ればよいと思っています。
院長による無料のオリエンテーション(健康講座)を毎月開催しております。
次回は1月26日(土)16:30~を予定しております。
参加お待ちしております。
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