知覚過敏

投稿日:2019年7月19日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の上井です。

 

段々と夏の暑さが本格化してくると、冷たいものを摂取したくなりますよね!

そんな時に「歯がしみる—!!!」という経験はありませんか?

歯がしみるとむし歯が出来てしまったのではないかと心配になる方もいらっしゃると思いますが、

実は歯がしみるといっても、原因は一つではありません。

 

歯の内側には神経が通っており、何かしらの原因で神経が過敏に反応しているのです。

例えば、、、、、、、

原因①むし歯で穴があいている

原因②歯周病で歯肉がやせてしまい、歯の根っこが露出することでしみやすくなる

原因③歯が欠けている

原因④歯ぎしり、食いしばり・・・などです。

 

もちろん、原因が異なれば対処方法も変わってきます。

①むし歯がある場合は、もちろんむし歯の治療が必要になります。穴があいていないように見えても、実は大きなむし歯になっているケースもあります。中でむし歯が隠れているかを確かめるにはレントゲンを撮影して確認する必要があります。しみる症状が軽いので大丈夫と自分自身では思っていても、実は中で大きなむし歯になってしまっているケースもあります。そのために神経を取らなくてはならなくなってしまう場合もありますので、もしむし歯ができてしまったとしても、早めに見つけられるように定期健診も欠かせません。

②一度やせてしまった歯肉や骨は回復させるのが難しいです。ですので、露出した歯の根っこなどに知覚過敏のお薬を塗ったり、レーザーを当てるなどの方法があります。それでも症状がひどい場合には神経をとる治療に移るケースもあります。また、歯周病をこれ以上進行させない為のケアも必要になります。

③④咬む力が強いことにより、歯の咬みあわせる面だけではなく歯のきわが、すり減ったり欠けてしまうことがあります。この場合は、自分の歯型に合わせた特注のマウスピースをつけることにより症状が軽減されることがあります。

 

このように対処方法も様々です。ただの知覚過敏だと思っていたのに、神経を取らなければならない程のむし歯になっていた!!!とならないようにするためにも、症状が気になる場合はすぐに相談してみてくださいね。

 

木村歯科医院では院長による無料の健康講座を開催しております。

次回の開催は8月20日(火)午後3時からです。

参加希望の方は、ぜひ木村歯科医院までご連絡ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。