歯を溶かすのは砂糖だけ？？？

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の上井です。

普段の生活の中で、習慣的に摂取している飲食物は何かありますか？

歯に影響を及ぼすものは、皆さんが思っているより多いかもしれません。

まずは当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

□紅茶やコーヒーに砂糖を入れる

□部活中や運動の合間にスポーツドリンクをよく飲んでいる

□砂糖が含まれていない炭酸水をよく飲む（サワーなどのお酒を含む）

□健康のためによくお酢を飲んでいる

□梅干しやレモンをよく食べている

この中で歯が溶けてしまうのはどの項目だと思いますか？？？

考えてみましょう。。。。。

実はどれも当てはまります！！！

部活が始まりスポーツドリンクを良く飲むようになった。あるいは、学年が上がってきて炭酸が好きになってよく飲むようになった。子供の頃はむし歯が無かったのに、などライフスタイルが変わることによってむしろむし歯がたくさんできてしまったケースがあります。

甘いものはむし歯になるイメージがあるとは思いますが、実は甘くないものでも酸性度が高くなると歯を溶かしてしまうのです。ということは酸っぱい物なども注意が必要です。

炭酸水は甘くなくても歯を溶かしてしまうそうですが、ケアによってはそこまで影響は及ぼさないそうです。

そんな話を聞くと食べたり飲んだりするのが怖くなってしまうかもしれませんが、摂取する頻度に気を付ければ大丈夫です。

普段から頻繁に摂取している物は思い当たりますか？もしかすると、習慣になってしまっているので意外と思いつかないかもしれません。

そんな時は１週間分の食事やおやつや飲み物を記録して振り返ってみましょう。何時に何を食べたのかというところまで記録するのがポイントです。

また、同じような摂取頻度でもむし歯になりやすい人とそうでない人はいます。その要因は先ほど説明してきたこと以外にも、実はまだあるのです。

【唾液検査】という簡単な検査によって、リスクを判断することができますよ。

当院ではもちろん唾液検査を受けることもできますし、食事やライフスタイルなども含めたアドバイスをすることもできます。

指はたくさんあるから１本くらいなくてもいいやー！なんて考えますか？

歯も同じです。たくさんあるから1本くらいなくてもいいと考えるのはもったいないです。

1本でも失わないようにするために、まずは自分の状況を把握して、それに合わせたケアをしていきましょう。

木村歯科医院では院長によるお口の健康に関するオリエンテーションを無料で行っています。

次回の開催は12月17(火)午後3時～、28(土)午後4時～を予定しております。

参加希望の方は木村歯科医院（048-561-0808）までご連絡ください。皆様のご参加お待ちしております。