噛み合わせシリーズ(6)
投稿日:2019年12月21日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の大谷です。
最近の良かった買い物、ネックスピーカーです。
食器洗いや洗濯ものを干す時に音楽を聴いたり、迫力を感じたい映画やゲームの際に音に包まれているような感覚に浸れるためとても良いです(^^)
重さもそんなに気にならないですし、寝転がりながらでも使えます(笑)
ここからは院長のコラム、今回はシリーズものの第6弾です!
噛み合わせシリーズ(6)
普通の歯の治療の噛み合わせがうまくいっていないと、さらに最先端のインプラント治療は、もっと難しいでしょう。
普通の歯であれば骨に埋まっている歯の間に0.2ミリの歯根膜という膜の上に歯が生えていますので、ある程度の噛み合わせの高さに体が適応しようとしていきます。限度を超えると揺れてきて腫れたりする事もあります。これは歯周病で歯が揺れたのではなく、噛み合わせのせいで揺れているのに歯周病だと勘違いしているのです。正しく口全体を調べればすぐに解る事です。
それでは、インプラントはどうでしょうか?
インプラントは直接骨とくっつくため、0.2㍉の歯根膜は介在しません。インプラントの上に被せる人工の歯は、噛み合わせをより精密に調整しなければすぐさま大変なダメージが起こってしまいます。どういう事かというと、インプラントが取れてしまうとか割れてしまうという事です。
そこで当院では、その重要な上部の冠を院内で歯科技工士さんが作っています。一般には、外注と言って技工専門の所に出して作ってもらいます。なぜ院内に技工士さんがいるかというと、製作物の色合わせをはじめ患者様と作る人が会えない状況ではしっかりと体に合ったものを作るのが難しい事もあるからです。
歯科に関する国家資格は「歯科医師」「歯科衛生士」「歯科技工士」の3つがあります。折角3つの資格があるのであれば、歯科医院内で連携して最高の治療に結び付けたいと考えています。
また、製作物の材質にもこだわれます。保険診療内の治療で同じ料金だとしても、使える材料は歯科医師が選びます。かつて外注した製作物が中国に輸出され、中国の技工所で作られた物に問題がある事がテレビで放映されました。日本で認められていない「ベリリウム」と言う物質が含まれていたからです。これは冠を被せられてしまった後では、皆さん自身も調べようがない問題です。
毎日口の中で舐めている被せものや詰め物の材質にもこだわりたいものです。その材質についても新聞では語れない話もお伝えする健康講座(オリエンテーション)も大好評開催中です。
上記でもお伝えしているオリエンてーション、今月の開催は12月28(土)午後4時~、を予定しております。
参加希望の方は木村歯科医院(048-561-0808)までご連絡ください。
皆様のご参加お待ちしております。
クリスマスイベント5日目
▼いつもお世話になっている歯科の業者さん、トナカイ似合っています!
▼2人とも上手にできましたね!
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