マイナスゼロ歳からのむし歯予防
投稿日:2020年11月6日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の吉田です♪
最近は朝晩が特に冷え込むようになりましたね。あっという間に冬が近づいてきましたね。
当院でも引き続き、感染対策に力を入れていきたいと思っております。
私自身もウイルスに負けないように体調管理をしっかりと行っていきたいと思います。
今回はマイナスゼロ歳からのむし歯予防ということで、むし歯菌の母子感染についてお伝えします。
むし歯の原因であるむし歯菌(ミュータンス菌)は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。
歯が生え始める生後6ヶ月頃から感染が始まります。
特に1歳7ヶ月から2歳7ヶ月までの時期に感染のリスクが高くなりますので、注意が必要となります。
この時期にむし歯菌がうつらなければ、その後もむし歯になりにくいといわれています。
この時期に特に注意するようにしましょう。
スプーンやフォークなどを共有したり、口に入れたものを与えたり、愛情表現のキスをすることで大人から子どもへ感染してしまうことが多いようです。
私も子どもとの食器の使い分けをできるだけ気を付けるようにしていました。祖父母にも気を付けていただくようにお願いをしていましたが、どうしても完璧にはできませんでした。
そこにあまり神経質になり過ぎずに、まずはお子さまに関わる周囲の方々のお口の環境を良くしていただくことが大切だと思います。お口の中を清潔に保ち、細菌の数を減らすことで、お子さまの感染のリスクを抑えることができます。
日頃から定期検査を受けていただくことをおすすめしております。
また、キシリトールを取り入れていただくのも効果的です。
キシリトールガムは、1日5~10gの量を3回以上に分けて食べるとむし歯予防に効果的です。
キシリトールはむし歯の原因となる酸を作らないこと、そして、唾液の分泌を刺激して酸を中和することが、キシリトールがむし歯の原因にならない理由です。
また、歯が生えてからは毎食後しっかりブラッシングをするようにしたり、甘いおやつやジュースを控えてダラダラ食べをなくしていくことが大事です。
ご心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。
院長によるオリエンテーション(旧健康講座)の次回の予定は
11月10日 (火)15時からと
11月28日 (土)16時からです。
参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。
当院歯科衛生士によるコロナに負けない免疫力アップのお話もしております!
スタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■ 他の記事を読む■