歯医者が教える子供の口腔育成における臨界期
投稿日:2021年5月25日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の大場です。
5月も終わりに近づき関東も梅雨入り目前ですね。コロナがいつになったら終わるのか・・・待ちわびながらはや一年以上が経過してしまいました。高齢者のワクチン接種も進んでいるようなので、早く皆が受けられるようになると良いですね。
さて最近のことですが、行田市にある古代蓮の里に行ってまいりました。
実はまだ行ったことがなかったため、初めての訪問となりましたが園内が広い!!全体を見ようとするとなかなかの距離を歩かなければならず汗をかいてしまうほどでした。まだ時期が早く見頃の前だったため蓮がほとんど咲いていませんでしたが、その代わりにこんな動物に出会うことができました・・・
そうシラサギ(多分ダイサギと思われる)です。池の中の魚を探しているのか、ゆっくりと移動しながら時々頭を突っ込んでいました。最近あまり自然の動物に出会っていなかったので、少しワクワクする瞬間でした。今度は蓮の見頃に時期に行ってみたいと思います(6月下旬~8月初旬が見頃とのこと)
さてここからは、歯科の話をしていきたいと思います。
皆さんは「臨界期」という言葉をご存じでしょうか?
子育てにおいて、脳が最も影響を受けやすいといわれる時期のことで、「言語能力」は0〜9歳位、「運動能力」は0〜4歳位、「絶対音感」は0〜4歳位などと言われ、その時期に良い刺激を与えてあげることで、その能力を効果的に伸ばすことができると言われています。(その時期を過ぎてしまうと後で身に着けるのが非常に大変になると言われている)
では子供の口腔育成における臨界期とはいつなのでしょうか?・・・
実は0~6歳なんです!!
その時期に、前歯でしっかりと噛みちぎり、よく噛む食事をしていた子は非常に良い「歯並び」をしていることが多いです。
一方、その時期に柔らかい物や小さく刻んだ物を好んで食べていた子は、歯並びが悪かったり、口がぽかんと開いていたり、笑った時に歯茎が見えてしまうなど様々な問題が起きてしまう傾向にあります。
そのため、その時期における御両親の関わり方は非常に重要で、正しい知識を持って子供に接することで、良い口腔環境を育てることができます!!ぜひ参考にされて下さい。
木村歯科医院では院長によるお口の健康に関するオリエンテーションを無料で行っています。
次回の開催は
6月12日(土)15:30から
6月22日 (火) 15:00から
となっております。
参加希望の方は木村歯科医院(048-561-0808)までご連絡ください。
皆様のご参加お待ちしております。
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