ホルモンの変化と歯科での関わり
投稿日:2021年6月15日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の石井です。
今週から梅雨に突入しましたね☔️
ジメジメとした憂鬱な季節ですが、そんな季節に楽しめるお花などを
お家に飾ったりして気分をリフレッシュさせてはいかがでしょうか?
私も自宅の玄関にユリを飾っております🌼
香りも良いのでとても良い気分になります💓
さて今回は、ホルモンの変化によるお口の中の変化についてお話ししたいと思います。
特に妊婦さん。妊娠することによって女性ホルモンが急激に高まると、お口の中にも様々な変化が現れてきます。
細菌の塊と言われる「プラーク」の中の細菌が増殖しやすくなります。これにより、歯肉に炎症が起きやすくなってきてしまいます。
また、妊娠初期はつわりが起きやすく、食生活や歯磨きにも影響が出てきます。
においや味に敏感になっており、思うように食事ができなかったり歯磨きの際に気持ち悪くなってしまったり…さまざまです。
妊娠後期になると個人差はありますが、一回の食事量が少なくなるため食事回数が増え、お口のケアが十分にできないこともあると思います。
これによりお口の中が酸性に傾くと、歯肉炎やむし歯の進行に影響が出てきてしまうこともあります。
出産後、ホルモンの影響が少なくなり症状は落ち着いてきます。
ただ、授乳や赤ちゃんのお世話などで忙しくなるため、睡眠や食事が不規則になったり歯磨きも十分にできなかったりなどあると思います。
基本的には歯磨きは食後に行うものですが、無理せずできるところで歯磨きをするのでも大丈夫です!
もし歯磨きが難しいようであればうがいをするだけでも効果的です。
また、歯ブラシを選ぶ際は頭が細いものを選んでいただくと良いです。
できるようであれば、フロスも柄が付いているものであれば気持ち悪くなりにくいので、
使っていただければよりしっかりとしたケアができます。
また今は、歯磨き粉や洗口剤はミント味が苦手な妊婦さん向けのものも、薬局で販売されています。
お口は身体の入り口であり、全身の健康に関わる大切な器官です。
妊婦さんにはお口のトラブルがなく、無事に出産が迎えられるようにサポートできればと思っておりますので、
もし心配なこと不安なことがあればアドバイスをさせていただけたらと思います😊
当院では、院長による無料のオリエンテーションを実施しております。
6月22日(火)15:30
7月20日(火)15:30
を予定しております。
ご希望の方は、スタッフまでお申し付けください。
皆様のご参加をお待ちしております。
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