酸蝕症ってご存知ですか?

投稿日:2021年11月16日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の野本です。 最近あったイイこと…息子が小学校に入学してから初めての遠足がありました。キャラ弁を作ってほしい♪とリクエストがあり、人生初のキャラ弁にチャレンジしました。朝5時に起きて、お弁当作りを始めましたが慣れないお弁当作りに苦戦💦時間に追われながら、なんとか無事に完成しました♪笑 遠足から帰ってくると、ママ美味しかったよ~と空っぽになった弁当箱を嬉しそうに見せてくれました。頑張って作ってよかった〜と涙が出るほど嬉しかったです😊 話は変わりますが、みなさんは「酸蝕症(さんしょくしょう)」ってご存知ですか? 酸性度の強い食べ物や飲み物、また逆流した胃酸に日常的にさらされることにより、歯が病的にとけて、痛んでしまう症状をいいます。 すっぱいものを欠かさず食べる健康志向の食生活やストレス社会のなか増え続けている逆流性食道炎など私たちの食生活や多忙な毎日との関わりがあるので現代人ならではの生活習慣病として注目されています。 歯はもともと、酸がとても苦手です。酸に触れると化学反応を起こして溶けてしまうからです。 とはいえ、味噌や醤油も酸性です。なのに歯が溶けてなくなってしまわないのは、唾液が酸を洗い流し中和して、歯を守ってくれているからです。ただし、唾液にも限界があります。強い酸が繰り返し入ってくると、唾液の作用が追いつかず歯が溶けてしまうのです。むし歯菌が出す酸によって歯が溶ける病気で、歯の溝や歯間など汚れの溜まった場所から限局的にはじまります。一方、酸蝕症は酸が触れた歯面すべてでおきてしまう為、被害が広範囲の歯に被害が拡大しやすい特徴があります。 たとえば、健康のために黒酢や柑橘類・ビタミンC入りのドリンク剤など積極的にとっているかた、過剰摂取は要注意です!もちろんすっぱいものを積極的にとる健康法は、習慣的に続けてこそ効果があると思います。ですが、歯が酸に過剰に触れることにより起きてしまうので、酢の原液を飲むのではなく、カプセル入りの酢に代えたり、飲んだ後に水を飲むなど、ちょっとした工夫で歯への影響を減らすことができます。 噛めるお口を維持するために、お家でのセルフケア+歯科医院での定期検査も行いながら健康な歯を維持していきましょう!

木村歯科医院では、院長による無料オリエンテーションを毎月開催しております。

次回の日程は12月11日(土)15:30です。

 

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