歯と花粉症

投稿日:2023年3月10日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の遠藤です。
最近あったイイ話…庭の梅が満開でとてもきれいでした☆

3月に入りいきなり暖かくなってきました。
すっかり春になり、辛い花粉症の季節になりましたね。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどで苦しい思いをされている方も
多いのではないでしょうか?。
木村歯科に来院される患者様の中にも花粉症の方が多数いらっしゃいますが、
これらの花粉症の症状から治療中息苦しくてつらいと訴える患者様も
少なくありません。

ところで、その花粉症がお口の病気であるむし歯や歯周病の原因にも
なることをご存知でしょうか?。
花粉症になると鼻づまりが原因で鼻での呼吸(鼻呼吸)が困難になり
口での呼吸(口呼吸)になりやすく、その口呼吸になることでお口の
中が乾燥しやすくなります。
さらには、花粉症の治療で抗ヒスタミン薬やステロイド系の治療薬を
服用している患者様の場合、
その副作用として唾液の分泌が少なくなり口が乾きやすくなります。
唾液には、歯についた汚れを(プラーク)を洗い流したり、
むし歯や歯周病を引き起こす原因となる細菌の
増殖を抑える効果があります。唾液が少ないと言うことは花粉症による
お口の乾燥がむし歯や歯周病の原因となるわけです。
また、花粉症の時期に多いのですが、花粉症などが原因で鼻腔に
激しい炎症を起こしますと、鼻腔に近い位置に生えている上の奥歯に痛みや
違和感を生じることもあります。
このように、花粉症とむし歯・歯周病は深い関係があるため、
花粉症で苦しんでいる患者様にもできる限り歯科治療に通院していただ
ければと思っております。
そのうえで、当院としましても、治療中はお口に水がたまらないよう頻繁に
うがいをしていただいたり、椅子を起こして治療を行ったり、苦しいときは
すぐに患者様に合図をしていただくことで、
わずかでも負担が少なくなるよう治療を行いたいと思っております。
お顔の上にかけるタオルも外に
干してなく乾燥機を使用しているので安心です。

この時期に気をつける事としては
①ブラッシングをできるだけ丁寧・頻繁に行う
②水分をできるだけ取るようにして口の中の乾燥をなるべく避ける
③十分な栄養・休息を取って免疫力を高める
以上を心がけていきましょう!

私は花粉症の症状もなく快適な春を感じておりましたが、
最近怪しい目の違和感が…
いや花粉症ではないはず!気のせい気のせい!

当院では院長による無料オリエンテーションを毎月実施しております。

「知らなきゃ損する歯の話」や当院歯科衛生士による

「コロナに負けない免疫の話」など知らなきゃ損するお話がいっぱいです。

次回の予約は、令和5年4月4日(火)15:30~となっております。

皆様のご参加心よりお待ちしております!!

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