歯周病治療で歯ぐき安定して食べ物が挟まりにくくなった症例
投稿日:2023年5月29日
カテゴリ:歯周病治療症例
歯周病治療で食べ物が挟まりにくくなった症例
こちらの方は、ホームページをご覧になり、多くの歯科医院の中から、優しそうな先生方で丁寧に診てくれるのではないかと考え、当院を選んで来院されました。
当院では、最初にトリートメントコーディネイター(治療相談員)という担当から、今お困りのことだけでなく、これまでの治療で不快に思ったこと、今回の治療で希望することなどを丁寧にお伺いして、精密な検査から行っております。
患者様のご希望は、歯茎が衰えてきて、葉の物や歯ブラシが引っかかり改善したいとのことでした。
検査をして、むし歯や二次むし歯はなく、80代の口腔内の平均より元々状態は良いが、部分的に(被せ物の境目)にプラーク(歯垢)が溜まっていたり、ブラシが補綴物の境目にうまく当たっていないことがわかりました。リスクを説明の上、染め出しをして磨き残しとなるプラークを確認しました。
この状態が続くと、歯周病が進行し、二次むし歯のリスクも高まり、大切な奥歯が機能しなくなることで、抜歯や食事の楽しみや栄養摂取にも問題が出る可能性を説明させて頂きました。
染め出し液を使用して、磨き残しとなるプラークを一緒に確認して頂き、効果的なブラッシングの方法を習得して頂きました。そして、歯周病の治療として、プラーク(歯垢)の除去、歯周ポケット内の洗浄をしました。
予防歯科は当院が最も力を入れている診療科目の1つです。昨今、予防歯科に対する患者様の意識の向上がめまぐるしく、それを全力でお手伝いすることが我々の役目と考えております。当院の予防処置の「体制」には、3つの特徴があります。
年齢・性別 | 80代・女性 |
治療期間 | 11ヵ月 |
治療回数 | 5回 |
治療費用 | 保険適用の歯周病治療 |
リスクなど | ・歯周病治療により、歯肉退縮・炎症・二次う蝕となる可能性があります |
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