《知らなきゃ損する歯のはなし第151号》が掲載されましたっ!!!
投稿日:2024年3月28日
カテゴリ:埼東よみうりコラム記事
知らなきゃ損する歯のはなし第151号が、2024年3月15日(金)の
埼東よみうり新聞の第6面に掲載されました!!!
以下がコラム記事です。お読みください
噛める人ほど、噛めてる人ほど免疫力が高い!
我々日本人の平均寿命は医療の発展からかなり伸びました。
しかし、最近よく耳にする健康寿命はどうでしょう?
健康寿命とは、病気により日常生活が制限されてしまう状態、つまり自力で旅行や外出が制限されたり、寝たきりになってしまう状態です。同じ長寿であっても楽しさが半減してしまいます。
できれば制限無く社会に溶け込んだ生活を死ぬまで維持したいものです。
今まで折角一生懸命働いてきて定年の前後で体を壊し、定年後は病気と共存しながら生活を送る事になったら、今まで働いてきたご褒美がなくなってしまいます。
老後を少しでも快適に過ごしたいからこそ、若い時に無理してでも働いてきたのではないでしょうか?
ある病院の調査でも歯の数が少ないより歯のある人の方が病気になる率が違い健康とはっきりデータで出ています。
噛める人ほど病気にならないという事は、「噛める人ほど免疫力」も高いとみる事ができます。
免疫力を高めるために噛める事を維持するには、今の歯科界では「予防」が大事と言えます。自分の健康を維持するために、そして、歯を失わないようにするには予防が大事なのです。
予防をすると歯を失う確率も減り、おいしいものを食べる事もでき、唾が出る事により脳血流量も上がるのです。痛くないのに歯科医院に通うので、自分の健康を守りたいと思う人でないと定期的には通ってもらえません。
しかし、定期的に歯を管理している方とそうではない方では、明らかに歯の数が違っています。
痛くなったり不具合で困ったりした挙句、入れ歯になってしまう方がまだまだおられます。
インプラントという歯の無い所に入れる人工歯根もありますが、こちらもしっかり管理しないとまた失ってしまう事があります。どちらにしても歯はしっかり管理しなければ失ってしまうのです。
近年インプラントの専門医である私が勧めているドイツ製のコーヌスクローネ治療は、ご自身の歯でも無歯顎でもインプラントを併用して、昔の自分の歯のように噛む事ができます。
しかも、しっかり管理できるような構造なのです。
健康を意識しなければどんな治療をしても無駄ですが、もし健康を意識したならば色々な治療法を知って、あなたに合った最良の治療を選択し、健康寿命を延ばしましょう。
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