50代歯について考える

投稿日:2024年8月20日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!埼玉県羽生市にある木村歯科医院の小礒です。連日の猛暑や列島各地での雷雨警戒やの地震とで、自然の脅威と自分事として改めて備えの見直しの必要性を感じております。

被災した場合、当たり前の日常ではない日が続き、不規則な生活になりがちです。お口の中を清潔に保つことがおろそかになると、お口の中の菌が、体に悪い影響を引き起こす事があります。

災害時には水が不足しがちなので、そんな時は、なるべく水を使わない方法でケアをします。
歯みがき粉は、お口の中に残ってしまいますと、乾燥を誘発しやすくなる場合があるので、十分にすすぎができない時には、なるべく使わないようにします。

すすぐ時にも、1度に大量の水をお口に含むよりも、少量の水を数回に分けて含んですすいだ方が、お口の中の汚れを効率良く吐き出すことができます。

濡らしたガーゼやウエットティッシュなどを、指に巻いて、歯の表面をこすったりと歯垢をとるようにします。

義歯も1日1回は外して洗ってください。水がない場合は、濡らしたガーゼやウエットティッシュで汚れを拭き取ります。夜寝る時は外すようにします。
口腔ケアグッズも非常用持ち出し袋に入れておくようにしましょう。

歯ブラシや水が不足している場合には、唾液がたくさん出るようにします。唾液腺マッサージで促すことができます。
お口の中を潤している唾液には、お口の中の汚れや細菌を洗い流す自浄作用や、細菌の発育を抑える抗菌作用があるからです。

 

唾液腺マッサージ(唾液腺の位置を確認します)
・耳下腺への刺激→耳の横を手や指で、後ろから前に向かって、回すようにマッサージします
・顎下腺への刺激→指を下のあごの骨の内側の柔らかい部分にあてて、耳の下からあごの下まで、5ヵ所ぐらいを順番に1秒2秒くらい押します
・舌下腺への刺激→両手の親指をそろえて、あごの真っ直ぐ下から舌を突き上げるように、グッと押します

 

年齢と共に唾液の分泌は減ってきます。お口のトラブルを防ぐためにも、口臭を防ぐためにも、普段から効果的に唾液腺マッサージをしたり、日常生活や食べ物でも、唾液の分泌を増やしていきましょう!

今が1番若いのです。一緒に今の自分の「歯」を大事にしていきましょうね。何よりも予防が1番です。

早期発見、早期治療は「身体」も「歯」も同じです。毎日頑張る自分へのご褒美として、定期的に予防処置にお越し下さい。

木村歯科医院では、院長による無料のオリエンテーションを毎月開催しております。「知らなきゃ損する歯の話」など、目から鱗の話が目白押しです。

次回の予定は9月14日(土)15:30~を予定しております。参加希望の方は0120-255-418までご連絡ください。皆様のご参加心よりお待ちしております。

さらに木村歯科医院のインスタグラムでは今後のオリエンテーションのスケジュールや休診日、健康についての情報を発信しておりますので、是非ご活用ください!