補助道具使っています?

投稿日:2024年9月24日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の折原です。

長い間暑い日が続いていましたが、急に秋らしくなりましたね。

みなさんは歯磨きをしていますか?の質問に“はい!”と答えると思いますが、
補助道具(デンタルフロスや歯間ブラシ)を使っていますか?と聞くと、使っていない、たまに使うという方が多いです。たまにと言っても1週間に1回なのか?数週間に1回なのか?分かりません。
お口の中のトラブルは歯と歯の間のトラブルから始まります。
歯磨きだけでは歯と歯の間の汚れは落とせていません。
歯ブラシだけでは50~60%くらいの歯垢除去率ですが、デンタルフロスなどの補助道具を使用すると86%くらいまで除去率が上がります。
歯間の磨き残しにより低い、むし歯や歯周病が悪くなってしまうことや口臭の原因になることが多いです。
日本も口腔ケアの意識が高まってきていますが、欧米に比べるとまだまだ低いのが現状です。
欧米では90年代からfloss or die(フロス か 死か)という言葉があり命にかかわる疾患につながる歯周病を防ぐことが重要だと言われていました。

磨き残しがあるとむし歯菌や歯周病菌の細菌が、食後数時間で形成される歯垢の中に10数億個以上もいます。
2日以上たってしまうと歯石になって歯ブラシでは取り除けなくなってしまいます。
夜寝る前にしっかり歯磨きとフロスをすることで細菌の繁殖を抑えられます。
1日に1回はフロスをするようにしましょう!
良く歯磨きの前と後どちらですか?と質問をされます。
歯磨きをする前に行ないその後に歯磨きをすることで歯磨き粉の成分が歯間に残りやすくなります。
歯周病は糖尿病や心筋梗塞、動脈硬化などの全身疾患と関連していることが分かってきました。
健康を維持していくためにも身体の入り口でもあるお口の健康を大切にしていきましょう!

歯磨きのやり方や補助道具の使い方など分からないことがありましたら、歯科衛生士にお聞きください。  

 

当院では、院長による無料のオリエンテーションを行っております。

次回の予定は、10月5日(土)15時30分~です。

参加をご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。
皆様のご参加、心よりお待ちしております!

さらに木村歯科医院のインスタグラムでは、今後の健康講座のスケジュールや診療日、健康について発信をしておりますので、ぜひご活用くださいませ!!