食べる機能

投稿日:2025年4月15日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の石井です。

だんだんと暖かくなってきて、過ごしやすい季節になってきましたね。
そんな中先日、行田市の古墳公園に行き桜を見てきました🌸

とてもきれいで癒されました!

カメラで写真を撮るのが趣味なので、おすすめの場所がありましたら教えていただけると嬉しいです!

さて、今回は食べる機能についてです。
食べる、飲み込む機能は、離乳食を経て学習し取得していきます。

離乳食を進めていく際には、子供の発達や発育、口腔機能に合わせながら行うことが重要となります。

・離乳食初期(5~6か月)
離乳食は口の中で潰す必要のないドロドロ状のものにします。
食べさせる時にスプーンを上あごに擦り付けるやり方だと、口唇や舌の筋肉の発達を阻害してしまうので、
なるべく口の前方部に食べ物を与え奥の方に入れないように気を付けましょう。

・離乳食中期(7~8か月)
離乳食は舌で潰せる硬さにします。
浅いスプーンを使い飲み込みしやすくし、口を閉じてはさみ取るのをきちんと待ってからスプーンを引き抜くことが大切です。
またこの時期に、補助ありでコップで水分を取る練習もします。
一口量を覚えさせるため、本人の顔が見やすいようにレンゲや口の広がった器で練習するのが良いといわれています。

・離乳食後期(9~11か月)
離乳食は歯茎で潰せる硬さにします。
あまり細かすぎると歯茎の上にのらないので1cm角を目安にします。
またコップを使った水分補給では口唇を前に突き出してコップをはさめるようになります。
ストローを使う場合は市販のストローマグだと飲みこぼしはないが、ストローが長いので口唇の筋肉の発達にとっては不向きであるため
ストローを短くするのが良いです。

・離乳完了期(12~18か月)
1歳過ぎて第一乳臼歯が生えてくるので、離乳食は臼歯で噛める硬さにします。
ただ、噛む力は弱いです。
また1人で上手にコップを持って飲めるようになる時期です。

幼児期は1人食べが始まります。両手や目、口が発達して食事時間が長くなり周りを汚してしまう時期ですが
できる限り自由に食べさせてあげましょう。

当院では目からうろこの話が聞ける院長による無料オリエンテーションを毎月開催しております。

次回は6月21日(土)15:30〜を予定しております。
参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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