歯には1本1本役割があります(^◇^)

投稿日:2018年7月13日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の小礒です。

最近あったいい事・・・我が家の小さい小さい家庭菜園のトマトが赤くなって、毎日採って食べる喜びを楽しむことができ、先日の休日には遊びに来た孫達もトマト採りを楽しみながら、採りたての大好きなトマトをほおばっていました。

 

トマトは、カリウムを多く含むので、体内の余分な塩分を排出して、高血圧を防ぐ効果があり、トマトの色のもとになっているリコピンはカロテン同様に、抗酸化作用が強くがんを防ぐ効果があることも明らかになっているとのことです。また旬の野菜は、違う時期の野菜のものの抗血栓効果よりも抗血栓点が高く、季節感を味わいながら、より高い抗血栓効果を得られて、いいことづくめですね(^^)/

ここからは木村歯科医院院長のコラムです。

 

⑰歯には1本1本役目があります

 

「手と足の指の数の合計は解りますか?」そんな質問をしたら怒られそうですが、それでは「人間の歯は何本あるかわかりますか?」という質問ではどうでしょう?恐らくほとんどの方は即答できないのではないでしょうか。

人間の歯は、通常親知らずを入れずに上が14本、下も14本で合計28本あります。親知らずを入れたら32本になります。「結構な数があるんだ」とか「そんなに生えていたんだ」と大抵の方は驚きます。しかも「現在あなたの歯の数は何本で、今までどのくらい失っているのでしょう?」と聞くとこれも多くの方は「知らない」と答えます。

実は、歯は1本1本にそれぞれ役割があり、たくさんあるから1本や2本無くなっても良いというものではないのです。

手と足の指は合計20本ありますが、指が1本ぐらい無くなっても良いという方はおそらく一人もいないでしょう。ところが「歯」に関しては、目に見えない事もあり「指」ほどは関心がないようです。

哺乳類にとって「歯」は、「捕らえ」、「噛み切り」、「噛み砕き」、「磨り潰す」働きを行っています。哺乳類の種類によって、食生活から肉を噛み切る事の多い動物は牙が発達し、草(野菜)を磨り潰す事が多い動物は奥歯が発達しています。人間は剣士も含む前歯が上下6本ずつ、臼歯が親知らずを入れずに上下8本ずつで、単純に考えると、前歯と臼歯の割合で肉や野菜を食べるのが良さそうに歯が配分されています。

この「歯」というものは、大きく4つの働きをする体の大切な臓器です。

1つめに「歯」は、食べ物を摂取するために噛むことを営む大切な器官です。そもそも噛めなければ栄養も摂れず、消化器官の負担も増えます。

2つめに大事な事は、しゃべる事です。歯が無いとしゃべりづらくなり、生活に影響します。最低限入れ歯などを使う事で、回復はできます。

3つめは、顔の形への影響です。虫歯が多かったり、歯並びが悪いと、顎の発育に影響が出て顔の形まで影響します。

そして最後は、歯がある事で健康を維持し、長生きできるという事です。歯を失った野生の動物が死んでしまうように、歯が悪いと人間でさえ頭痛がしたり、顎の関節が痛んだり、姿勢までわるくなります。

自分の歯で味わって噛む事が、唾を出し、脳に刺激を与え、ボケの防止になると言われています。その効果は取り外しの入れ歯ではあまり出せないので、歯の1本2本無くなっても大丈夫だろうと思わずに、1本も失わずに大切にしていくように、指や他の臓器と同じように大切にしてもらいたいものです。

自分の歯を1本1本大切にするためには、定期的なお口のクリーニングと検査が必要です。

なぜ定期検査が必要なのか、知りたい方は「木村歯科医院の院長によるオリエンテーション」に参加してみてください。どなたでも無料で参加できます。

7月は17日(火)11時~と28日(土)16時30分~の2回行います。

参加希望の方は0120-255-418までご連絡ください。

心よりお待ちしております!!