予防のプロ 歯科衛生士

投稿日:2018年12月7日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の千吉良です。

リンゴが美味しい季節ですね。

先日、大好きなアップルパイを作りました。

甘いものと温かい飲み物で癒しの時間を感じるのってとても大切なことだと思います。

しかし!飲み物はもちろん無糖の紅茶。

おやつ後の歯みがきも欠かしません♪

では、以前の続きになります。院長のコラムをどうぞ。

 

㊳予防(4) 予防のプロ 歯科衛生士2

 

虫歯になったら削り取るから虫歯はなくなる…そう思われてきた昔からの治療ですが、治療したその歯が今後虫歯にならないという保証は全くありません。そもそも以前には虫歯ではなかった所が新たに虫歯になったのであれば、そこには必ず「なった原因」があるはずです。

もちろん甘いものを食べ続けたり歯を磨かなかったりということもありますが、不摂生な生活で体調がすぐれないからかもしれません。あるいは歯周病ならタバコが原因かもしれませんし、体調不良のために歯茎が傷んでいるということもあるでしょう。このように虫歯になる原因は日々の生活環境によるところも考えられます。

ある実験では、幼児に怒り続けたら歯の表面が溶け出す兆候が見られたという話を聞いた事があります。今までの経験上考えてみますと、親が口うるさい家庭の子どもほど、虫歯が多い気がします。

今回も当院の歯科衛生士さんに登場してもらい、予防について話してもらおうと思います。

皆さんはじめまして、歯科衛生士の杉田と申します。私は「予防歯科の専門」という立場から、木村歯科医院で歯を失わないためのサポートに努めております。老化は「歯・目・足」の順でやってくるから、年を重ねる事で歯を失うのは仕方のない事だとあきらめている方多いのではないでしょうか。周囲に年と共に歯を失う人が多いから歯は年と共に失うものと思い込んでいませんか。

歯を失う原因の多くは虫歯と歯周病です。特に歯周病は放っておくと虫歯にもなっていない歯が抜け落ちてしまいます。これらは定期的にお口の中を管理する事で予防できるのです。当院の患者様に「今自分の歯が何本あるかご存知ですか?」と質問すると、「わからない」と答える方が9割近くいます。手や足の指は何本あるかは皆さん知っていますが、それと同じように毎日使っているはずの歯の数は知らないのです。そして、そんな患者様の歯の数や今のお口の中の状態をしっかりと検査し、「どうやって健康に噛み続けるか」を伝える事が当院での私の務めだと思っております。神様が与えてくれた歯は、1本1本名前も形も、そこに存在する意味もあります。歯の形態は人によって異なり、それは指紋以上とも言われております。

お口の中にはさまざまな虫歯菌や歯周病菌が存在しており、それらを私たち歯科衛生士の力でコントロールをし、歯を失わず、おいしい食事を笑顔で楽しんでいただけるように考えております。定期管理型の歯科医院である当院で私たちにあなたの歯を守らせていただければと思います。歯が痛くなる前に楽しく通ってみませんか?

 

 

おいしいおやつを楽しむためにも、歯は大切にしなくてはいけませんね。

木村歯科医院では院長による健康オリエンテーション(無料)を実施しております。

次回は明日の12/8(土)夕方4時~です。

まだお席に若干の空きがございます。

みなさんのご参加をお待ちしております。