インプラント治療の期間

投稿日:2019年8月30日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の吉田です♪

最近は朝晩が涼しくなり、秋が近づいて来ましたね!
まだまだ暑い日も続くと思いますので、お体に気を付けてください。

お盆休み中に初めて手足口病にかかりました。
口の中に口内炎がなんとっ!!6個も出来てしまいました。
喉も痛く飲み込みが辛かったです。
普段、何げない食事もしっかり噛めることができるという素晴らしさを感じた1週間でした。

院長のコラムをお伝えします。インプラントについてのQ&Aにお答えしております。

Q.インプラント治療ですが、終わるまでどのぐらいの時間がかかるのでしょうか。

A.インプラント治療は、歯が無い所にインプラントを入れれば良いという治療ではありません。歯周病や虫歯の治療はもちろんの事、歯の磨き方や食生活まで、なぜ今まで歯を失ったかを検討し、今後治療した後、永く快適に噛めるように、口全体の治療計画を立てなければなりません。
手術に関しては全身的な健康状態、部分的にはインプラントに適した骨の状態などを事前に詳しく診査します。一般的に骨の硬さが上あごより下あごの方が硬いので、インプラント手術から下あごで約3ヶ月、上あごは約6ヶ月でインプラント本体が骨につくと言われています。現在はインプラント体の表面の構造が進歩し、この期間がどんどん短くなっています。
最終的には時期が来たら骨についているかどうかを診断する計測器で確認後、今度はインプラントに土台を付け替える手術をします。これもインプラントの種類にもよりますが、通常は部分的な麻酔をする簡単な手術となるため、インプラントの最初の手術を1次手術というのに対して、2次手術と呼びます。
その後何回か型取りをして、上に被せる人工の冠が入る事となります。噛めるようになったインプラントは、しっかり管理しないとやはり歯周病になってしまいます。自分の歯も今までの経緯で失ったわけですので、しっかり磨き定期健診を受けて永く使えるようにしていただきたいと思います。
インプラント治療は、手術をしたらすぐ終わる治療ではなく、段階を追って最終的な噛める状態にするための、時間がかかるが高度で素晴らしい治療法の一つであるといえます。

今後もインプラントについてご不明なことがありましたら、いつでもご相談ください。
院長による無料相談のお時間をお取りいただくこともできます。

また院長の無料オリエンテーション(健康講座)も行っております。
次回は9月10日(火)15:00~
皆様の参加をお待ちしております!