噛み合わせ
投稿日:2019年11月8日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の折原です。
最近は朝晩めっきり寒くなりました。秋を感じる間もなく今日は立冬だそうで、
暦の上では冬になってしまいました。
インフルエンザも流行りだしているようなので気をつけていきましょう。
今年も早くも残すところ2か月弱となってしまいました。
まだ、やっていないこと、やり残していることがあるので少しでも前に進めていきます。
73噛み合わせシリーズ(2)
テレビでも取り上げられるようになった歯列接触癖(TCH・Tooth Contacting Habit)というものがあります。それが原因で「歯」が磨り減ったり欠けたりあごが痛くなったり頭痛や肩こりまで起こる方が増えています。
食いしばりをしている方の診断や治療に、マウスピースのようなプラスチックの装置を夜間装着してもらう方法がありますが、日中にも歯を接触させすぎている事が、健康に多くの害を与えている事が分かってきました。
一説によると、上下の歯が接触している時間は、食べる時や会話の時を含め一日20分程度が正常といわれています。普段上下の歯でしっかりと噛み合う時間は少なく、通常は上下が接触していない事が正常という考え方です。そんな少ない接触とはいえ歯の噛み合わせは重要なのです。
その食いしばりは夜だけと思われるかもしれませんが、日中にも食いしばっている方が多くいらっしゃいます。
介護などを含む日中の力仕事で踏ん張る力を使う方はもとより、パソコンに向かっての事務仕事なのに食いしばっている方やスポーツする方まで、食いしばりの弊害が出てきています。歯軋りのように音がしなくても食いしばっている方は相当多くいると思われます。
そんな方のためになんとしゃべる事もできるマウスピースもありますが、保険外なので20万円ほどしてしまいます。食べる時にはずせるようにするかはずせない固定性にするかは、その方の状態によります。
原因としては、多くがストレスや悪習癖といわれていますが、私は歯の噛み合わせや歯並びや姿勢に根本原因がある事が多いと感じています。普段の何気ない治療の中でも、しっかりとした噛み合わせを見ながら、治療を進める事が後々に大切になってきます。歯が原因で、歯だけではなく全身に様々な症状が起こらないように、日ごろから定期健診を行いましょう。
当院ではこういった話をより詳しく聞きたい方や、歯や治療について色々聞きたいという方に、
院長による無料のオリエンテーション(健康講座)を毎月開催しております。
知らなきゃ損するお話が盛りだくさんです。
次回は11月19日(火)15:00
開催予定となっております!!
またはホームページ「木村歯科医院羽生」で検索。
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