噛み合わせシリーズ(3)
投稿日:2019年12月6日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の大場です。
12月に入りいよいよ2019年も残りわずかとなりましたね。今年は佐々木朗希君の163キロや渋野日名子選手の全英女子優勝、ラグビーワールドカップの日本代表の活躍など様々なニュースが世間をにぎわせてくれました。来年はオリンピックもありますし、2020年も楽しい年になると良いですね。
さて私事になりますが、先月誕生日を迎えましてさらに歳を重ねてしまいました!!
誕生日プレゼントとしてこちらの「超超超大盛GIGAMAXぺヤングやきそば」と
こちらの「アイマスク」をもらったのですが、
やきそば・・・カロリー多すぎです笑(^-^;)
2142kcalって二食分位ありますよね~。一人では厳しかったので家族で美味しくいただきました。
「アイマスク」は冷やしても電子レンジでチンして温めても使えるという便利なもので、毎日仕事の疲れ目を癒してもらっています。
プレゼントをもらえたことに感謝しながら、また仕事を頑張っていきたいと思います。
ここからは院長のコラムになります。
74噛み合わせシリーズ(3)
前回、食いしばりや歯の噛み合わせを治療する装置の話をしました。皆様から多くのお声が寄せられ、悩んでいる方の多さにビックリしています。
対処方法にはマウスピースのような装置が使われます。夜に装着するものや昼にも装着するものなど様々なタイプがあります。これらは根本的な原因である噛み合わせやストレスを無くす治療法では無く、あくまでも食いしばり等を軽減させるだけのものです。
普段の生活や仕事でのストレスを無くす治療は私たちにはお手伝いは難しいと思っています。しかし、今までの歯科治療により噛み合わせが変わってしまっている場合は、大がかりになるかと思いますが元の噛み合わせに戻す治療をしなければならないと思います。
今までの治療の多くは、痛くなった所や困っている所のみを治療して終わりと言う事の繰り返しだったようです。全体的な噛み合わせなどは検査されずに、困っている部分だけの治療だったのです。しかも治療で金属を詰めたり被せたりした後、しばらく噛み合わせが高く感じていたとしても、先生が「慣れるから大丈夫」などと言う治療もあったようです。そして歯並びの治療(矯正治療)も保険がきかないからという事で、お金がかかる美容的なぜいたくな治療だからしなくても良いように扱われていました。
ヨーロッパやアメリカでは、歯並びの治療は当たり前です。歯並びを治さないという事は、磨き残しも出ますし虫歯になるのは当たり前と言う考えです。また、歯並びは姿勢にも大きく関わります。北欧の家具はすばらしいという事を良く聞きますが、ヨーロッパのイスなどはデザインだけでなく人間工学的にも優れていて、姿勢の文化があり学校でも姿勢の時間があるという事です。歯並びは成長期の姿勢も大きく関与しているのです。私の考えでは、食いしばりはストレスだけが原因では無く、歯並びや噛み合わせが悪い事を生体が無意識のうちに修正しようと、歯をすり減らしているのではないかとも考えています。
いずれにせよ紙一枚噛んでも厚みを感じる「歯」の噛み合わせはしっかりと治療をしてもらいましょう。
木村歯科医院では院長によるお口の健康に関するオリエンテーションを無料で行っています。
次回の開催は12月17(火)午後3時~、28(土)午後4時~を予定しております。
参加希望の方は木村歯科医院(048-561-0808)までご連絡ください。皆様のご参加お待ちしております。
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