子どもの歯並び

投稿日:2020年1月17日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の吉田です♪

今年も冬は暖冬ということで、暖かい日が続きますね。

保育園ではインフルエンザが流行してきたので、うがい手洗い、しっかり睡眠をとって予防していきたいと思います。

先日、娘の3歳健診がありました。歯科検診も受けて、むし歯ゼロで安心しました。

何とかむし歯は大丈夫そうですが、心配な事は爪を噛む癖があり、今後の歯並びに影響がないか心配です。

そこで、お子様のどんな癖が歯並びに影響を及ぼしてしまうのか今回お伝えしていきたいと思います。

歯並びに影響が出る癖として

●指しゃぶり

●爪噛み

●口呼吸

●頬杖

このような普段何気ない癖が大きく歯並びに影響を及ぼしてしまいます。

指しゃぶりを長期間していることで、上の前歯が前に出てしまったり、奥歯で噛んだ際に前歯に隙間が出来てしまう恐れがあります。タオルなどを噛む癖も注意が必要です。

爪噛みは前歯に負荷がかかり、根っこや先端が変形する可能性があります。下あごが前に出てしまう受け口のリスクも高まってしまうようです。

ポカンとお口が開いたままの場合は口呼吸になっているかもしれません。口呼吸はお口の中が乾燥することで細菌が多く繁殖してしまい、むし歯や歯肉炎のリスクも高くなります。
舌が正しい位置にならず、顎の成長に影響が出てしまい出っ歯になりやすくなってしまいます。
できるだけ鼻から息ができるように鼻呼吸を意識することが大切です。

頬杖をつくことも片側だけに負荷がかかり、顎の変形や顔の歪みに繋ってしまいます。

できるだけこのような癖は早い段階でなくしていただくことをおすすめします。

お子様は普段何気なく、無意識に癖で行ってしまうこともあると思います。

よく観察をしていただいて、癖が出てしまったら別の楽しいことに注意を向けていただきたいと思います。

私も爪噛みの癖が出た時は手を繋いだり、別の事に関心が向くように努めています。

お子様の歯並びにおいてご心配なことがありましたら、いつでもご相談下さい。

 

当院の院長によるお口のオリエンテーション健康講座も毎月開催中です!!

次回は1月25日(土)16:00~

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております♪

今年から読売新聞の月1回発行の埼東よみうりで院長のコラムもスタートしました。

「帰ってきた知らなきゃ損する歯のはなし」をぜひご覧ください。

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