唾液の働き

投稿日:2020年6月19日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある、木村歯科医院の橋本です。

最近、夏のような暑さが続いていますが、皆さん体調を崩していませんか?

「きちんとした食事・適度な運動・しっかりと睡眠をとる」を心掛け

疲れを溜めないようにしましょう!

最近あった良い話ですが・・・

朝顔の種を播き1週間、芽が出ました。

 

去年咲いた朝顔の種を取っておいたものです。

小学生ではありませんが、朝顔の観察日記を付けようかと思います。

また庭先では、多肉植物の花が咲いています。

こちらも葉っぱ1枚から育てたものが花を付けました。

不思議な可愛いお花でしょ!

話は変わって、先月は緊急事態宣言のため『自粛』ということで

予約をかなり変更させていただきながらを診療を行いました。

皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

これからも、3密を避けながら診療を頑張りますので、宜しくお願い致します。

その『自粛』期間中、webセミナーなどを受けましたので、少しお話いたします。

最近、食べ物が飲み込みにくくなった、よく口内炎ができる、

口臭を指摘されるなど口のトラブルで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

原因は唾液が少なくなっているのかもしれません。

唾液は口の中で多くの働きをしています。

唾液が減ると虫歯が急に増えることがあるのです。

唾液の8つの働きについてお話します。

1.熱いものを食べた時、火傷しにくいように守る働き

  粘膜を保護して、温度的・化学的・機械的刺激からまもっています。

2.話したり、飲み込んだりする時に、舌や口の動きをよくする働き

  唾液が潤滑剤の働きをしています。

3.虫歯菌に溶かされた歯を元に戻す働き

  唾液にはリンやカルシウムなどのミネラルが多く含まれ、再石灰化を促します。

4.虫歯菌が出す酸を中和する働き

  口の中は食後、虫歯菌が出した酸によって酸性となります。唾液の働きによって

  口の中を酸性から中性に戻し、歯が溶けることを食い止めます。

5.風邪などの細菌が体に入らないように守る働き

  唾液の中の抗菌物質であるリゾチームやラクトフェリンによって細菌が体の中に

  入り込まないように殺菌しています。また、口の中の細菌がバランス良く保てるように

  管理もしています。

6.食べ物を消化する働き

  唾液に含まれる酵素によって食べ物を消化する働きがあります。

7.味を感じさせる働き

  唾液で食べ物が分解され、舌の味蕾細胞に多くの味の成分が浸透します。

  よく噛んで唾液を絡ませると、食べ物の本来の味を感じ取ることができます。

8.水を欲しがる働き

  体の水分が少なくなると唾液が減り、口が渇いたり喉が渇いたりして体に水分補給が

  必要なことを教えてくれます。体の水分を正常に保つ重要な働きです。

唾液のパワーはすごいですよね!よく噛んで唾液を唾液の分泌を促進させたり

唾液腺をマッサージして、唾液の分泌を促しましょう。

院長主催のオリエンテーション(旧健康講座)が再開されます。

 3密にならないように人数制限を設けながらの

 院長による『知らなきゃ損する歯のはなし』プラス

 当院歯科衛生士による『コロナに負けない免疫力アップ』

 とボリュームを上げて行います。

ご興味のある方、まだ参加されていない方、ご連絡お待ちしています。

 ☎0120-255-418

 開催日 6月27日(土)16:00~

     7月14日(火)15:00~

     7月25日(土)16:00~

是非、参加して下さい。

 

 

 

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