口で呼吸していませんか?

投稿日:2020年8月18日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の野本です。
3月に歯科衛生士学校を卒業し、
4月から木村歯科医院に歯科衛生士として入社いたしました。
これから皆さんが歯を見せて自信持って笑ったり、
食事を楽しんで頂けるようにサポートをしていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

さてお盆が明けて、暑い日が続き季節もすっかり夏になりましたね。
今年の夏はコロナウイルスの影響で外出するときにはマスクが必須になり、
暑い中でマスクをするのは大変ですよね。

ところで皆さんはマスクの下で口が開いていませんか?特に今の暑い時期には、
息苦しさを感じて口呼吸になっている方も多いと思います。
そこで、今日は皆さんに口呼吸による主なリスクについてお話ししたいと思います。
①虫歯や歯肉炎のリスク
 口呼吸を続けているとお口の中が乾いて、唾液の働きが弱くなってしまいます。
そうすると歯に汚れがこびり付いて菌が集まり、
虫歯や歯肉炎になりやすくなってしまいます。
さらに口臭の原因にもなります。
② 風邪やアレルギーのリスク
 鼻には菌やウイルスをキャッチしてくれるフィルターの役割がありますが、
お口にはそれがない為、口呼吸では直で体内に入ってきて
風邪やアレルギーに罹りやすくなってしまいます。
③歯並びのリスク
 前歯にかかる上唇の力が弱く、出っ歯など歯並びに影響します。

お口がポカンと開いている方や口呼吸の方は口輪筋(唇の周りにある筋肉)が
弱っているかもしれません。
鼻呼吸ができるようになるためにも口輪筋を鍛えましょう。
そこで簡単にできるお口の体操、「あいうべ体操」を紹介します。

「あいうべ体操」とは「あ」「い」「う」「べ」と声に出して行う
お口周りの体操です。
まず、「あー」と思い切り口を開きます。
次に「いー」と口を横に開きます。
そして「うー」で口をすぼめます。
最後に「べー」で舌を思いっきり前に出します。
「あ〜い〜う〜ベ〜」で1セットです。これを一日30回行ってみましょう。
恥ずかしがらずに大きくお口を動かすことがポイントです!

生活をする中でお口が開いていないか意識して、
気づいたら鼻で呼吸することを心掛けてみてください。
鼻炎やアレルギーで鼻詰まりがある方は耳鼻科との連携も大切です。
口呼吸にお悩みの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ木村歯科医院へご連絡ください。

木村歯科医院では院長による無料オリエンテーション(旧健康講座)を
開催しております。
院長の「知らなきゃ損する歯の話」に加え、
歯科衛生士による「コロナに負けない免疫力アップ」など
内容もパワーアップしております。

次回の日程は
8月22日 (土) 午後4:00〜
9月15日 (火) 午後3:00~
を予定しております。

参加希望の方は木村歯科医院(0120-255-418)までご連絡ください。
皆様の参加を心よりお待ちしております!