悪さをする親知らずとは

投稿日:2021年1月26日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の北嶋です。

最近寒い日が続いていますが、皆様ご体調はいかがでしょうか。
暖かい恰好をしてお身体を冷やさないようにしてくださいね。

さて、今回は親知らずについてお話させていただきたいと思います。

皆様のお口の中にまだ抜いていない親知らずはありませんか?
そんなに痛くないからまだ抜かなくていいかな…とか、
抜くの怖いし放っておこう…とか、思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まっすぐ正常に生えている親知らずであれば抜く必要はありませんが、問題のある親知らずはトラブルの温床です。
骨の中で横向きに埋まっている親知らず、あるいは斜めに生えていて少しだけ頭を出している親知らずは、生えようとして隣の奥歯を押して傷めたり、隣の歯との隙間にプラーク(細菌の塊)を溜め込んでむし歯や歯周病を引き起こすことがあります。
ひどくなると歯並びが変わり奥歯で噛めなくなってしまったり、歯茎から顎、首へとどんどん炎症が広がってしまい、入院が必要になってしまうなんてこともあるのです。

また、疲れた時になんとなくうずくという方も要注意です!
時々うずく=慢性的な炎症があるサインなので、このまま放置していて治ることはありません。
体力が落ちたときや、ストレスがかかったときなどに、親知らずが急に腫れてしまうケースも多くみられます。
受験や就活、妊娠など、人生の大事な場面で痛みや腫れが出てしまうのは出来るだけ避けたいですよね。
年齢が上がれば上がるほど歯と顎の骨の癒着が起きやすく、抜くのも大変になるため、抜くのはなるべく若いうちに済ませておくのが安心です。

ちなみに皆さん、親知らずは「痛いときには抜けない」のをご存知でしたでしょうか??
痛みがあるとき、つまり炎症が起きているときは、炎症によって生じる酸によって麻酔が効きにくくなってしまうのです。
炎症がある中で抜いてしまうと、治りが遅くなったり、二次的な感染症を引き起こしたりする可能性もあります。
「痛いから今すぐ抜いてほしい!」とおっしゃる方も実際いらっしゃるのですが、むしろ痛いからこそ収まるまで待たなくてはいけないのです。
実は私も経験したことがありますが、痛いのを我慢する生活ってとっても辛いです・・・

時間に余裕があるときや、体力のある時こそ親知らずを抜く絶好のチャンスです。
将来ここぞというときに親知らずで困らないよう、気になる方は是非お気軽にご相談ください。

当院では院長による無料オリエンテーションを行っております。
次回は2月13日(土) 16:00〜
参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡下さい。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。