歯の2次カリエス
投稿日:2021年1月31日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の折原です。
2回目の緊急事態宣言が発令されています。2月7日までの予定ですが、1か月ほど延長しそうですね。
医院でも徹底した感染対策をしています。個人的にも感染しないようにしっかり対策していきます。
吉田さんのブログに被せ物の話がありましたが、私は今自分の歯の被せ物を治療中です。
一度治療した歯が再度むし歯になることを2次カリエスと呼びます。
保険適用で使われるいる銀歯は費用的にメリットはあるものの見た目は金属色や金属アレルギーや年数が経つと詰め物や被せ物の接着が弱くなったり隙間が空いてきてそこから細菌が侵入してむし歯の再発する可能性が高いデメリットなどがあります。80%の人が2次カリエスだったという報告もあるそうです。
以前の院長のコラムでも被せ物の平均寿命は7年といわれています。歯を削ってまず小さい詰め物をして、約7年後に2次カリエスになり大き目な被せ物のになり、さらに約7年後に2次カリエスになり神経の治療になり歯全体の被せ物になり、さらにまた約7年後に歯を失うという結果になってしまう。なのでむし歯にならないのが良いのですが、初期のむし歯は削ってしまわず、むし歯が進まないようにするのが良いのです。
ではどうすれば、2次カリエスを防げば良いのでしょうか?
まずは毎日の歯ブラシとフロスなどの補助道具を使用しての歯磨きと歯科医院での定期検査でお口の中のチェックをするのが大切です。
また、保険適用の銀歯ではなくセラミックの自費治療の被せ物に替えると隙間も空きにくくなる為に2次カリエスのリスクが少なくなり、見た目も歯の色になり審美的にも綺麗です。
(メリットなどは吉田さんのブログを再度見て見て下さい。)
ちなみに私の今のところ2次カリエスは無かったようなので歯科衛生士としてホっとしました。
自分の治療で今の被せ物を削り取ったりする音や振動、型取りや被せる接着剤の匂いお水を吸い取ることや麻酔の味の苦さ、しびれている時間や感覚など久しぶりに経験しました。
むし歯にしてしまったのは自分の歯磨き習慣や生活習慣や食習慣などなどの原因がありますが、今なら分かることでも子供の頃には分かりませんでしたし、歯の大切さが何故かということを教えてもらわなかったと思います。
定期検査にいらっしゃる患者さまとも後悔するという話をします。その方ももっと早く予防しておけば悪くならなかったのに・・と
そんな歯の大切さを院長によるオリエンテーションでもお話しています。
現在、当院の衛生士によるコロナに負けない免疫力アップのお話もしています。
次回は
2月13日(土) 16:00
2月23日(祝)10:30
参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡下さい。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
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