唾液のお話
投稿日:2021年7月20日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある、木村歯科医院の橋本です。
梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。
体調を崩さないように、水分補給・バランスの良い食事
良い睡眠を心掛けましょう。
最近あった良い話ですが・・・
多肉植物「縁紅弁慶」(金のなる木)が復活しました。
去年の冬に霜にやられ、全ての葉が落ちてしまいました。
とても残念でずっと経過を見守っていました。
春頃から葉が出てくる兆しがあり、今では、こんなに元気に
葉を広げています。
生命の強さを感じています。
話しは変わって、唾のお話をしたいと思います。
以前にも、唾の働きについてお話したことがありますが
まずは復習です。
①潤滑作用・・・歯ぐきや舌の粘膜を保護して食べたり
しゃべったりをスムーズにします。
②消化作用・・・食べ物に含まれるデンプンを糖に変える。
③抗菌作用・・・侵入した細菌に対抗する。
④洗浄作用・・・食べかすを洗い流してお口の中に残るのを防ぐ。
⑤緩衝作用・・・お口の酸性度(㏗値)を正常に保ち、歯が溶けるのを防ぐ。
⑥凝集作用・・・唾液の中のタンパク質で細菌を集める。
⑦歯の保護作用・・・細菌をお口から排出する作用
⑧粘膜修復作用・・・ペリクルという物質を作り粘膜を修復する。
しかも一日に1~1.5リットルも分泌されています。
唾液が減ると口腔の乾燥だけではなく、う蝕や歯周病のリスクが
高くなってしまいます。
口腔乾燥のサインは・・・
・水が無いと食べ物が食べられない。
・口の中がカラカラする。
・話しづらい。
・唇が渇く。
・唇や口角が切れやすい。
・舌がヒリヒリする。
・口の中がネバネバする。
・よく飴をなめる。
・舌に溝がある。
・舌が渇く。
これらの症状が日常的に感じるのであれば一度
専門医を受診することをお勧めします。
原因としては自律神経の問題・唾液腺の問題
血液量の問題や薬の副作用などがあります。
自己判断なさらずに、医師と相談しましょう。
また、唾液腺のマッサージをすることもお勧めです。
夏場は汗をかき体内の水分が減少傾向になります。
水分も沢山とりましょう。ただし炭酸や糖分を含む飲み物には
注意をしてください。
またまた話が変わって・・・
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