お口の癖は歯並びに影響する?

投稿日:2021年8月31日

カテゴリ:スタッフブログ

 

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の石井です。

 

まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

最近はなかなか外には出れないため、

休みの日はスピーカーで好きな音楽を流して

過ごしております♫

 

 

このスピーカーは音楽のリズムと共に光るもので、

この光を見ているだけでも落ち着き

リラックスできます。

私のお気に入りの物です(^ν^)🌟

 

また明日から9月に入りますが、

暑さはまだまだ油断できませんので

熱中症などには十分にお気を付けくださいね!

 

 

さて今回は、口腔習癖(お口の癖)について

お話ししたいと思います。

 

まずは吸指癖(指しゃぶり)です。

一般的には2歳での発現が多く、

親指や人差し指をしゃぶる行為の事を言います。

 

3歳までは生理的な行為ですが、

3歳以降になると手指を動かすことが多くなってくることや

話せる言葉や理解できる言葉が2歳と比べ3倍に増える為、

段々と指しゃぶりをしなくなってきます。

ただ中には4歳以降急激に減っていくのがほとんどですが、

それ以降も指しゃぶりが続くお子様もいらっしゃいます。

その間、お口の機能なども発達していますので、

歯並びにも影響してきてしまいます。

主に上顎前突(上の前歯が前に出てしまう)や

開咬(上の前歯と下の前歯が噛み合っておらず、

隙間が開いている状態)になってしまいます。

 

またこの開咬になると、別の癖も出てきてしまうこともあります。

それが舌突出癖(隙間に舌を入れる癖)です。

指しゃぶりを辞めることができても、

舌突出癖があると歯並びの改善も難しくなってきてしまいます。

 

ただ、指しゃぶりを無理に辞めさせるのも

あまりよろしくはありません…。

なのでお子様が理解できる言葉選びをし、

一緒に考えていくことが大切だと言われています。

『これを辞めるとたくさん良いことがあるよ』など

前向きな言葉掛けや、

指しゃぶりをしそうになったら

優しく手を握ってあげ安心させることなどが

有効だと言われております。

 

舌突出癖に関してはMFT(口腔筋機能療法)を行い、

舌を正しい位置に置けるようにすることで改善の見込みもあります。

またこれは口呼吸をしている方、

お口が開いてしまっている方にも効果があります。

 

それぞれの方に見合ったご提案をさせていただいておりますので

もし気になっている事や心配な事などがあれば

お気軽にお尋ねください!

 

 

 

当院では、院長による無料のオリエンテーションを実施しております。

9月14日(火)15:30

9月25日(土)15:30

を予定しております。

 

ご希望の方は、スタッフまでお申し付けください。

皆様のご参加をお待ちしております。