総入れ歯の患者さんのお顔の特徴って?
投稿日:2021年9月21日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の吉成です。
朝晩は涼しくなってきましたね。
夜は秋の虫の鳴き声が聞こえてきて、もう秋になるのだな~としみじみします。
さて、今回は総入れ歯のお話です。
総入れ歯の方が入れ歯を装着している時と装着していない時では、どのようなお顔の特徴の違いがあると思いますか?
装着していない時は次のような特徴があります。
①唇が薄くなる
上下の唇が内側へ落ち込み、薄く直線状になります。また、歯による内側からの唇の支え(リップサポート)が無いため、上下の唇がふっくらせず緊張が無くなります。
②鼻の下の溝(人中)や唇の下にあるくぼみ(オトガイ唇溝)が不明瞭になる
③ほうれい線が深く、明瞭になる
上記した「リップサポート」が無くなり、口元のハリが無くなるため小鼻の外側から口の両脇にかけてできるほうれい線が深くなります。
④口角が下がり、周囲に放射状のしわができる
歯の高さがないぶん、お顔の長さ(お顔の下半分の長さ)も短くなります。(それに伴って口角が下がってしまいます。
また、口を閉じた状態では口が「へ」の字状になります。
⑤頬は緊張が無く、陥凹する
「リップサポート」が無いため、頬のハリが無くなります。
⑥横顔が三日月状になる
「リップサポート」が無いため、横顔はお口が後退し、そのぶんアゴが出たように見えてしまいます。
このように総入れ歯の方が入れ歯を装着している時と装着していない時では、パッと見たお顔の特徴も変わってしまうものなのです。
ここまで読んでいただけると分かるように、キーワードは「リップサポート」ですね!
お口の中からの唇・頬への支えが無くなってしまうためお顔に変化をもたらしてしまうのですね。
総入れ歯の方は自分に合った入れ歯を作って若々しいお顔で過ごしていきましょう!
当院では、院長による無料のオリエンテーションを実施しております。
今でしたら、歯科衛生士による「コロナに負けない免疫力アップ」のお話も併せてお聞きいただけます。
9月25日(土)15:30~
10月9日(土)15:30~ を予定しております。
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スタッフ一同皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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