合わない義歯は使わないで!
投稿日:2021年11月26日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の江渕です。めっきり冷え込んできましたが、体調はいかがでしょうか?
最近私はバンジージャンプをしました。地上50メートルぐらいの橋の上からで足が震えましたが、飛んだ後の爽快感は格別でした。
さて、本日は義歯のお話です。皆さん、お口に合った物をキチンと使用出来ていますか?
合わない義歯を長期間使用するとフラビーガムという歯茎になってしまいます。フラビーガムとはコンニャクのようなブヨブヨした歯茎の事で、歯茎に機械的刺激を加える事で発生します。下顎前歯が残っている場合、下顎に突き上げられた上顎前歯部に発生する事が多いと言われています。
フラビーガムが発生し、そのままにしておくと益々義歯が安定しなくなります。痛みが生じても、暫く使用していれば慣れると思っていると、顎堤の吸収が進行して義歯の安定が図れなくなってきます。更に言うと、義歯を作製する際にも非常に厄介なものとして立ちはだかります。
フラビーガム部分の型をとると、型をとる時の圧で、倒された状態で型がとられます。フラビーガムの歯肉には、常に起き上がろうとする力が働きますから、フラビーガムが倒された状態の型で出来た義歯では、この力が働き、義歯の吸着を阻害します。結果として直ぐに外れてしまう状態となるのです。そして義歯の安定が図りずらい為、外科的に切除したり、柔らかい材料で覆ってあげないといけなくなります。
このような状態を防ぐ為にも、ご自身の口に合った義歯を入れなければなりません。吸着の下がった義歯では食事も取りずらくなりますし、会話も一苦労です。
口腔内は常に変化しています。義歯を作製したら終わりではなく、そこから調整やメインテナンスが必須となります。快適に使用して頂く為にも、お困りの事がありましたら、気軽にご相談ください。
木村歯科医院では、院長による無料オリエンテーションを 毎月開催しております。
12月11日(土)15:30~
12月21日(火)15:30~
です。 感染対策を行って実施しております。 ご希望の方はスタッフにお尋ねいただければと思います。 またお電話でも承っておりますので、皆様のご参加お待ちしております。
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