大人の矯正Part2
投稿日:2022年4月12日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の千吉良です。
アウターをいつしまおうかとお天気の様子を伺っていたら、あっという間に暑くなってしまいましたね。
こんな時期は体調を崩しやすいので、より一層体調管理を気を付けようと思っています。
さて、今回は大人の矯正Part2とタイトルを付けましたが、今回は歯のお写真はありません。
矯正治療をしていく中で歯が動く痛みはもちろんですが、私は知覚過敏にも悩まされた時期がありました。
まだ冬の時期、朝起きて口をゆすいだら、今まで体験したことのない激痛が走ったのです。
矯正中なので知覚過敏が起こるのは仕方ないことですが、その瞬間はかなりの衝撃だったことをよく覚えています。
どうして矯正治療中に知覚過敏が起こるのかというと、ワイヤーの力で少しずつ歯が動くことによって、歯と歯の根の境目(今まで露出していなった部分)が出てくることにより、冷たいもので痛みを感じる知覚過敏を起こすことがあります。
対処法は3つ。
①歯磨きを丁寧に行い様子を見る
②MIペーストを活用する
③知覚過敏用の歯磨き粉を使う
この中で、私は当院でも取り扱っている②のMIペーストを活用して症状をおさめました。
なぜMIペーストを選んだか?
その理由は・・・
美味しいから!!
という不純にも聞こえる動機ですが、私は辛い状態を脱却するために、少しでも自分が楽しい!やりたい!と思える動機を自分で作ることがとても大切であると考えているのも本当ですよ?
※牛乳や乳製品にアレルギーのある方はお使いいただけません。
去年の11月30日のブログ記事にもホワイトニングの内容とMIペーストについて書かれていますが、ここではより矯正治療中の方におすすめしたい理由をご説明いたしますね。
MIペーストの大きな効果は2つで、
・歯の石灰化を促進し、歯をつよくする
・CPP-ACP(リカルデント)という成分が、お口の中を酸性になりにくくしてくれる
というものです。
MIペーストに含まれるカルシウムやリンのミネラルが歯を強くしてくれることが、知覚過敏の症状の緩和に繋がります。
実際に私も、MIペーストを使い始めてから、知覚過敏の症状はほとんどなくなっています。
また、むし歯の原因にもなるプラークをできにくくしてくれる効果もあるため、歯磨きがしにくい矯正治療中にはもってこいですね!
ぜひみなさんも、楽しく口腔ケアをしてみてくださいね。
木村歯科医院では、お口についての知識が学べる健康講座を無料で開催しております。
ここでしか聞けない話も盛りだくさんで、参加された皆さんからも嬉しいお声をいただいております。
次回の開催は5月10日(火)午後3時30~です。
皆様のご参加、お待ちしております!
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