閉塞性睡眠時無呼吸について

投稿日:2022年4月22日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の嶋です(^-^*)/コンチャ!

最近、久しぶりにボーリングをしました!🎳❤‍🔥

全く上手くはありませんが、好きなのでたまに行きます(*^ワ^*)

ストライクを何本か出せて大満足です!楽しめました🥰

たまには体を動かすのも楽しいです゜*。(*´Д`)。*°

 

さて、今回は「閉塞性睡眠時無呼吸」についてです。

健康な呼吸の方は気道が塞がれず、息がスムーズに通ります。

酸素が体や脳に十分に供給され、疲労が回復されます。

閉塞性睡眠時無呼吸の方は軟組織(皮膚や粘膜など柔らかい組織)がダラリと下がり、気道をピタリとふさいで、呼吸が止まった状態が繰り返されます。酸欠になり、疲労が回復しないため、体と脳の健康に重大な問題を引き起こします。

 

では、歯医者さんが睡眠時無呼吸の治療をすすめるのはなぜか?

それはいびきによる酸欠気味の浅い眠りは、歯ぎしりの原因にもなります。

そのため、いびきをかく人のお口には歯のすり減り被せ物の痛みなどの特徴的な痕がよく診られます。

 

歯科で行う治療では、口腔内装置(マウスピースのようなもの)を用いて就寝時に下に垂れて気道を塞いでしまう舌を、顎を少し前に出し固定することで持ち上げます。

 

こんな方、要注意!

・お顔と首がほっそりしている方

 →狭い口に舌が収まらない、気道が細い

・太っている方

 →口の中や気道が狭い、ボリュームのある舌が下がると気道が塞がれやすい

・鼻が低い

 →鼻の穴や鼻の内部が狭いと閉塞を起こしやすい、もともと欧米人に比べて日本人は不利な作り

・扁桃腺が大きい

 →子供には多い

・鼻が悪い、口呼吸の癖がある

 →舌が垂れ下がりやすい、気道を塞ぐ

 

自分でできる改善方法は?

・抱き枕で横向き寝!

横向きで練ると気道を確保できるのでおすすめです。

抱き枕を使うと、横向きに寝ても腕が痛くなりにくく快適です。

※枕が高いと顎を引いた姿勢になり、気道が潰れて狭くなってしまうので要注意です。

 

・睡眠の環境を整える

快適な温度と湿度を保つ

照明はできるだけ暗くする

テレビや音楽は消すかタイマーをつける

体に合った固さのマットレスにする

 

・この機会にダイエット!

肥満は呼吸の大敵なので、運動と食事の改善で健康的な体重に減らしましょう。

 

・鼻呼吸の癖をつける

口を閉じて寝る癖をつけましょう。鼻炎などがあって鼻呼吸が難しい方は耳鼻科で治療を受けましょう。

 

ご家族で思い当たる人がいる、または自分が当てはまる方はぜひ試してみるか歯科医院に受診してみてください!!。+゜ヾ(o゜∀゜o)ノ。+゜

 

木村歯科医院では、お口についての知識が学べる健康講座を無料で開催しております。

ここでしか聞けない話も盛りだくさんで、参加された皆さんからも嬉しいお声をいただいております。

次回の開催は5月10日(火)午後3時30~です。

皆様のご参加、お待ちしております!