お母さん必見!間食のすすめ!

投稿日:2022年5月20日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!
埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の吉成です。
みなさんはゴールデンウィークいかがお過ごしでしたか?
私は友達と公園へピクニックに行って、ついでに敷地内にある池でボートを漕ぎました!
小学生以来のボートでしたが、スイスイと進む感覚がとても心地よく、あっという間の1時間でした♪

さて、みなさんも「間食」という言葉は聞いたことがあると思います。
お子さんがいる方!ぜひ、「おやつ」を「間食」という考え方にしましょう!
「おやつ」というと、「おかしを食べる時間」となんとなく想像されるかと思います。
甘いおかし・甘いジュースは虫歯のリスクが高まるだけでなく、血糖値が急激に上がる影響でイライラしやすくなるなどします。「うちの子落ち着きが無いんだよなぁ…」と悩んでいる保護者の方も多いかと思います。もちろん、その子の個性ではありますが、子供の癇癪・イライラ・落ち着きの無さは甘いものが影響しているかもしれません。

「間食」の目的ですが、大きく3つあります。
①3食では足りない栄養素を補う。
②タンパク質の補給
③血糖値の維持
この3つです!

【①3食では足りない栄養素を補う】
お子さんは必要なエネルギーが多いですが、1度に食べられる量は少ないですよね。そのため、エネルギーが不足してしまうのです。「間食」ではなく、甘いおかしやスナック菓子では栄養素がほとんど無いので、たくさん食べているように見えても、栄養不足のお子さんが多いということが現実です。
せっかく食べるなら、きちんと体のためになるようにしたいですよね。「間食」を「4回めの食事」と考えていただいてもいいですね。

【②タンパク質の補給】
タンパク質は体の中に貯めることができないので、毎日しっかり摂らなければいけません。筋肉など体をつくるために必要なので、とくにお子さんにはしっかり摂っていただきたいです。また、ホルモンや免疫機能に関わる物質のもとになります。
1日に必要なタンパク質量は、大人よりも子どものほうが多いです。
大人であれば、体重(kg)×1.0~1.5。
子どもであれば、体重(kg)×1.5~2.0となります。
しかし、3食では1日に必要なタンパク質量を摂ることがなかなか難しいです。
そのため、「間食」ではタンパク質が豊富なものか望ましいですね。

【③血糖値の維持】
冒頭でも書きましたが、血糖値も重要なポイントです。
血糖値が急上昇すると体は「下げなきゃ!」と感じ、「インスリン」というホルモンを分泌します。急に上がったぶん、分泌されるインスリンの量も多くなります。実は、インスリンは出れば出るほど太りやすくなるのです…!ドキッとされる方も多いのではないのでしょうか。
そして、急激に出たインスリンの影響で、血糖値は急激に下がります。眠くなったり、だるくなったり、震えたりというようなことが起きてきます。夕方になると、集中力がなくなったり、モノを落としやすくなる方は、この急激なインスリンの分泌が影響しているかもしれません。
そしてそして、急激に分泌されたインスリンの影響で「低血糖状態」になります。血糖値は高い状態よりも低い状態のほうが体にとっては「生命の危機」レベルで、一大事です。なんとかまた血糖値を上げようと今度は「アドレナリン」をたくさん出します。これがイライラ・癇癪の原因となります。お子さんの落ち着きがない・イライラはここが原因かもしれませんね…!

そこでおすすめの間食の紹介です。
・ふかし芋
・とうもろこし
・昆布
・スルメ
・ゆでたまご
・チーズ
・おにぎり
「渋いな!」と思われるかもしれませんが、とてもおすすめです。
個人的にはとうもろこしが一番オススメです♪好きなお子さんは多いですし、あごをよく使い、前歯でかぶりつく食べ物なのでとてもおすすめです。
お子さんと時間が取れるようなら、一緒におにぎりを作ってみるのもいいですね!
小さい頃から食に触れる環境を作ることで、感性が良くなるといわれています。一緒にスーパーに買い物に行ったり、ゆでたまごの殻剥きなどお手伝いしてもらったり…
このようなささいなことも立派な食育です。

ぜひこのような「間食」「食育」を通してお子さんとの大切なコミュニケーションの時間を充実させていきましょう!

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皆様のご参加をお待ちしております。