《知らなきゃ損する歯のはなし第136号》が掲載されましたっ!!!
投稿日:2022年12月19日
カテゴリ:埼東よみうりコラム記事
知らなきゃ損する歯のはなし第136号が、2022年12月3日(土)の埼東よみうり新聞の第6面に掲載されました!!!
以下がコラム記事です。お読みください。
先日、ある歯科技工士さんからこのようなメールを頂きました。
「先生のコラム拝見させて頂きました!有難うございました。私が歯科技工士学校学生時代に二重金冠法、コーヌスクローネが、かなり全盛期で実習もありましたし、画期的な治療法選択として認識しておりました。木村先生のコーヌスクローネ義歯を新たに進化させ応用された治療法については恥ずかしながら先生のコラムにて認識致しました。コーヌスクローネは自費治療であり設計、繊細な技工技術と手間、専用ミリングマシーンの必要性や高額な技工料金等で現在では多くの歯科医院で選択肢になる事が珍しくなっていますが、インプラント専門医の先生の視点から一般の読者にも分かりやすい例えで明確に説明がなされていて大変勉強になりました」
歯科技工士さんからの大変うれしいご意見で、コラムを続けていて良かったと思いました。しかし、この方は現在歯科技工の職には就いていません。歯科業界の過酷な状況の中で、特に歯科技工士を続けるのは難しいようなのです。
多くの歯科医院がある中、歯科技工士常駐の歯科医院はほとんどありません。当院では現在4人の歯科技工士に働いてもらっており、一人でも欠けたら通常の診療が止まってしまうほど重要な職種であると思っております。「歯科医」「歯科衛生士」「歯科技工士」と国家資格を持つ3つの専門職がそろうことで、最良の治療を最速で提供できると考えております。
歯科技工士の中でも多くの研鑽を積んでいる、いわゆる腕の良い歯科技工士は多くの種類の入れ歯を作ることができます。インプラントしか無いとよく言われてしまう世の中ですが、腕の良い技工士がいれば、入れ歯でも良い物を作れるのです。歯を失った場合の治療法として、入れ歯やインプラント、ブリッジにしても色々な種類から選べるようになります。
私はインプラント専門ですが患者さまの多様性を考慮し、インプラント治療以外の入れ歯、またはインプラント治療を併用した色々な種類の入れ歯を提案しています。多くの選択肢の中から選ぶのは皆さんです。
インプラントの専門医でもインプラントだけを進めることはしません。治療において1番の優先順位は、身体に良く、痛くなく、おいしく健康に噛めることです。興味のある方は、ぜひ私の無料相談や健康講座をご利用ください。
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