糖尿病とむし歯の関連性

投稿日:2023年1月24日

カテゴリ:スタッフブログ

 

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の石井です。

寒い日が続いておりますがいかがお過ごしですか?

私は先日豆柴カフェというところに行ってきました🐕

豆柴たちが沢山いて、膝の上に乗ってきてくれる豆柴も…!

とても癒されました✨

 

では本題に入ります!!

糖尿病と歯科の関わりについてです。

歯周病というのは全身疾患に関わりがあるというのは、

最近テレビやニュース、本や雑誌などで多く取り上げられていますので皆様ご存知かと思います。

実は歯周病だけでなく、糖尿病はむし歯とも関係性があるのです。

 

まず糖尿病について。

食事から摂られたブドウ糖や肝臓で作られたブドウ糖が血液中に入り、

インスリンが正常に働かないと血糖値が上昇し糖尿病になります。

気づかないうちに進行すると合併症も引き起こします。

 

そしてむし歯には、むし歯が発生する4つの因子というものがあります。

時間、歯の質、糖分、菌の4つです。

その中の歯の質ですが、歯を守るためには

唾液はとても重要な役割をしています。

 

そんな唾液の中にも糖分が存在します。

これは血糖値が高くなるのに比例して、

唾液中の糖分も上がります。

なので、食事や間食の際に糖分を多く摂ったりすると

血糖値を上げ糖尿病へのリスクを上げるだけでなく

むし歯のリスクも上がってしまいます。

 

また糖尿病の患者様には、食事療法というものもあります。

歯医者さんでも食事についてアドバイスを受けたことがある方も

いらっしゃると思います。

食生活を改善することによって、糖尿病においては

太らない・血糖値を上げないという効果。

歯科においては、むし歯や歯周病を防ぐという効果があります。

双方目的は違えど、食生活を改善することによって

良い方向へ導くことができます。

 

さらに間食についてです。

食べる物がお菓子であってもおにぎりであっても間食ですが、

食べる物に注意をしましょう。

例えば、間食を摂るのであれば乳製品や果物にしましょう。

これらは歯垢や酸を作る力だったり、口の中に入れている時間、

口の中への残りやすさが一番低いです。

糖尿病に対してもむし歯に対しても効果的なので

お砂糖の多く入った物を食べるのではなく

こういったものを意識していきましょう。

 

 

当院では、院長による無料オリエンテーションを毎月開催しております。

「知らなきゃ損する歯の話」や

当院歯科衛生士による「コロナに負けない免疫力の話」など

目から鱗の話が目白押しです。

次回の予定は、令和5年2月11日(土)15:30~になっております。

参加を御希望の方は、0120-255-418までご連絡ください。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

さらに木村歯科医院のインスタグラムでは、

今後の健康講座のスケジュールや診療日、

健康についての情報発信をしています。

ぜひご活用ください。