歯が抜けてしまった?!それ放置しないで!

投稿日:2023年2月1日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の本郷です。

2月に入り寒さが一段と増してきましたね⛄

今月は節分に立春、バレンタインデーと色々なイベントが待っています♬

当院ではバレンタインイベントを2月14日まで実施しております。楽しい間違い探しや虫歯にならないキシリトールチョコレート、スタッフ自作の新聞を配布しております!お口のことでお困りの方、ぜひご来院ください☺

さて、今回は「歯が抜けてしまった場所を放置すると起こり得ること」についてお話しをします。

そもそも歯は何が原因で失われるのでしょうか?

歯を失う原因は大きく分けて3つあります。

厚労省 歯科疾患実態調査によると、1位が歯周病、2位が虫歯、3位が破折とされています。歯や歯の根っこが割れたり折れたりする破折は、神経を除去(根管治療)した歯に起こることが多いです。

その他に、生まれつき永久歯のない先天性欠如を放置されている方も多いようです。

そのような場合はかかりつけ歯科医院に把握してもらい、なるべく早く対処することをお勧めします。

そして「歯が抜けてしまった場所を放置すると起こり得ること」、結論から言いますと‘’歯並びが乱れる‘‘です。

歯は力の釣り合う場所に並びます。歯には常日頃、あらゆるところから力が加わります。舌に押される力、頬からの力、くちびるからの力、歯ぎしり食いしばり、歯と歯が触れ合うことによる力、噛んだ時の力、姿勢や癖による力...等。

余談ですが、これらの要因がお子さまの歯並びにも関わってきます!

この力の均衡が崩れると歯が移動し始め、‘‘歯並びが乱れる‘‘のです。

歯が移動する、乱れるとは具体的にどんな状態かというと以下のようなことが挙げられます。

〇隣の歯が倒れる         

〇上下の歯が飛び出る

このような状態が部分的に起こると徐々に全体の歯も動き始めます。

歯並びが乱れると次第に食生活も乱れます。

歯が抜ける➡歯並びの乱れ➡嚙み合わせの変化➡偏食(柔らかい物しかたべられない)➡生活習慣病(糖尿病、高血圧等)

歯が抜けたところはやはり噛みにくさを感じます。そうすると、噛まなくても食べられる柔らかい物の摂取が増えます。

柔らかい食品は糖質が多い、つまり砂糖や炭水化物といった高カロリーなものです。これらを摂取し続けることにより、虫歯にもなりやすくなりますし、生活習慣病の原因にもつながってくるのです。

 

では抜けてしまった場所をどのように補えばよいのでしょうか?

当院では抜けた部分にはインプラントや入れ歯を入れることをお勧めしております。その他に、ブリッジという治療方法もありますが、当院ではあまりお勧めいたしません。そのわけは院長による無料オリエンテーションで詳しく説明しておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください🦷

抜けた部分の補い方は前文でお話しした通りですが、その補う治療ができない!?なんてことも起こる場合があります。それは、抜けた歯の場所を放置してしまい、歯が倒れたり飛び出たりしてしまった場合です。歯列が乱れると正常にインプラントや入れ歯を入れるスペースがなくなり、治療の妨げになります。

そのため、歯が抜けてしまった時は自己判断で放置せず歯科医師に相談することが大切です。

いつまでも健康な歯でお食事を楽しみましょう!私たちスタッフが全力でサポートいたします!!!

 

最後に、当院では院長による無料オリエンテーションを毎月実施しております。

「知らなきゃ損する歯の話」や当院歯科衛生士による「コロナに負けない免疫力の話」など目からうろこの目白押しです。

次回の予定は、令和5年2月11日(土)15:30~となっております。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

さらに木村歯科医院のインスタグラムでは、今後の健康講座のスケジュールや診療日、健康についての情報を発信しています。

ぜひ、ご活用ください。