《知らなきゃ損する歯のはなし第139号》が掲載されましたっ!!!

投稿日:2023年3月17日

カテゴリ:埼東よみうりコラム記事

知らなきゃ損する歯のはなし第139号が、2023年3月17日(金)の埼東よみうり新聞の第6面に掲載されました!!!

以下がコラム記事です。お読みください。

 

当院では、院長の「無料相談」として私が相談に応じていますが、歯科医の目から見ても驚くことがいっぱいです。
 歯科医院にいらしての相談になりますので、当然ながら皆さん寝たきりというわけではなく、ちゃんと体が動く方です。

ところが噛めないという悩みを聞いて、こちらから保険診療と自由診療についてのお話をして、多くの治療法を多岐にわたりアドバイスをしても、「そんなに長生きはしないから、治療はそこまでやらなくてよい」という方がいます。

ですので、長生きするために健康に噛めるためのアドバイスをどこまですればよいのかいつも悩んでいます。

 私は、人間は「死にたくないと思っている動物」だと確信しています。死んでも良いなら病院にも行かないでしょう。誰もが、「できれば健康で長生きをしたい」と思っているはずです。

だからこそ、私も無料相談でよく噛める可能性を探り、噛めることから健康を目指すお手伝いをさせていただいているのです。
 どうせ生きるなら寝たきりではなく、社会生活ができる健康寿命を延ばしませんか?もしくは、噛むことができるようにして、寝たきりから社会活動に復帰しませんか?

 多くの研究で、噛める事が健康寿命に大きく関わっている事が報告されています。スウェーデンでは歯の治療を20歳まで無料にしたら国の医療費が大幅に下がりました。国を挙げて歯の大切さを訴えているからです。虫歯や歯周病になったら治療するのではなく、「ならないように」が予防です。ヨーロッパが歯の予防で優れているのは、噛める事が健康に良い事を分かっているからです。

 
 毎月実施している無料の「健康講座」では、「何度治しても同じ歯が虫歯になる」「磨いているのに虫歯になる」「なぜ保険診療があるのに自由診療があり高額なのか」など、皆さんの多くが抱える今までの歯科治療への疑問について解説しています。「近いから」「前から通ってるから」だけではなく、歯科医院の方針や考え方を聞いてから治療を選んでいただきたいのですが、いかがなものでしょうか?
 ドイツで生まれたコーヌスクローネ治療は、歯を失ったり歯が少なくなってきたり、歯を抜かなくてはならないと言われている方に、現在私が思う最良の治療法です。今はある程度噛めていても今後の歯に不安がある方、健康に長生きするため選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

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