プラークコントロールの大切さ
投稿日:2023年9月26日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の橋本です。
朝・晩はだいぶ涼しくなりましたね。
家で犬を飼っているので、毎朝5:30に散歩をします。
空を見ると、とても高くうろこ雲が浮かんでいます。
夕方の散歩では日が大分短くなってきました。
体で秋を感じます。
日中はまだまだ暑いので体調を崩さないように注意しましょう。
庭の日々草が綺麗に咲いています。
去年の種が零れ、自然に生えたものです。
偶然にも色のグラデーションが綺麗です。
癒されます。
では、本題に入ります。
今回はプラークコントロールについてお話いたします。
「歯ぐきが腫れた!出血がある!」これは、プラークの毒素が
原因です。プラークとは歯の表面に見られる付着物のことで、
『歯垢 歯苔』ともいわれています。
これは、歯の汚れや垢というよりも、細菌がパックされたものです。
むし歯や歯周病の原因となる細菌の塊です。
歯がヌルヌルする感じがあったらそこにはプラークが・・・
プラークを放っておくと、どんどん歯周ポケット
(歯と歯茎の間にできた溝・隙間)が深くなります。
歯周ポケットが深くなると、プラークが溜まりやすくなり
さらに歯周ポケットが深くなったしまいます。(悪循環です。)
ポケットは細胞と細胞の結合が壊れたために形成されます。
この悪循環を止めるには歯磨き(ブラッシング)などの
プラークコントロールが必須です。
プラークには歯茎より上の歯に付くものと歯周ポケットの
奥深くにある歯の根っこにつくものがあります。
生息している細菌と存在の仕方が違います。
歯冠の表面に付くものを歯肉縁上プラークと呼び
歯肉炎の原因となります。
歯の根っこに付くものを歯肉縁下プラークと呼び
歯周炎の原因となります。
正しいブラッシングにより、細菌の塊であるプラークの付着を
防ぐことが出来ます。
プラークの量を減らせば歯肉の腫れや出血も収まります。
そうすることによって歯肉縁下プラークも増えないように
出来るのです。
歯肉縁下にいる細菌たちは血液の中の鉄分とタンパク質を
ご飯にして元気になり仲間を増やそうとします。でも
出血や腫れが無くなれば、元気がなくなり仲間も増やせません。
私達 歯科衛生士は患者様の口腔内に適した歯ブラシで、
口腔内の状態に応じた磨き方をお話しています。
自己流ではなくお口に合った磨き方をして下さい。
宜しくお願い致します。
当院では、 院長による無料のオリエンテーションを行っております。
次回の予定は、
令和5年10月14日(土)15時30分 です。
参加をご希望の方は
☎ 0120-255-418 までご連絡ください。
皆様のご参加、お待ちしております。
さらに木村歯科医院のインスタグラムでは、
今後の健康講座のスケジュールや診療日、
健康について
発信をしておりますので、ぜひご活用ください。
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