歯並びをよくしたいなら前歯がぶり!
こんにちは!
埼玉県羽生市にあります、木村歯科医院の吉成です🐥
ゴールデンウィークに新潟に帰りました🌾
温泉をめぐって、いいリフレッシュでした♨️
さて、本題に移りますが、
お子さんの定期検診や治療で、お口の中を見ると
「あごのスペースが少ないな…」と思うことがよくあります。
今の子どもたちは、あごの成長が少なく、歯が並ぶスペースがとても狭い子がとても多いです。
乳歯の状態で、歯と歯のあいだにスペースが無く、きっちり並んでいる状態であったり、
すでに前歯が重なっている状態であったり…
乳歯よりも永久歯のほうが大きいので、そのような状態ですと、生え変わったときに歯並びが悪くなってしまいます。
乳歯では、すきっ歯くらいがちょうどいいといえます👶🏻
昔とくらべて、今の子ども達のあごの成長が少ない。
理由としては、「食形態の変化」です。
昔よりもやわらかい食べ物が増えたと思いませんか?
「ふわふわ」や「とろとろ」など、やわらかい食べ物が人気で、そういったものであふれています。
やわらかい食べ物だと、噛む必要がありませんから、前歯で「噛みちぎる」ことや「かぶりつく」ことが減ります。
噛むことが減ったことで、あごの成長も減ってしまいました…
そこでぜひ行っていただきのが、「前歯がぶり」です!
6歳までに前歯をよく使うことで、あごの成長が促されます。
お子さんには前歯をよく使わせてあげましょうね!
具体的な方法としては、食材を小さく切らずに、大きめにしましょう。
お父さん、お母さんは優しいので、子どもには小さく切ってあげようとします。
そうすると、前歯でかぶりつくことや噛みちぎる機会が無くなってしまいます。
歯科的な優しさとしては、食材は小さく切らないほうが優しいです👍
たとえば、りんごも芯を取るくらい、野菜も「ごろごろ野菜カレー」のように大きめの状態にしましょう。
また、おすすめは「のり巻き」です!
のりを巻くことで、噛みちぎる動作が増えます。
お寿司やさんのように切らずに、1本巻きの状態で食べてもらいましょう。
そして、ご家庭での食育として、のり巻きを作るときにお子さんにも手伝ってもらいましょう!
余談ですが、子どもたちにのり巻きの好きな具材を質問すると、圧倒的に「納豆」が人気です。
私は納豆が少し苦手なので、すごいなと思います(笑)
また、これからの季節ですと、とうもろこし!
とうもろこしも前歯でかぶりつく食材なので、とてもおすすめです🌽
ぜひ6歳までに、前歯がぶり!
たくさん前歯を使わせてあげてくださいね😊
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