歯並びをよくしたいなら前歯がぶり!

投稿日:2024年5月21日

カテゴリ:スタッフブログ 未分類

こんにちは!
埼玉県羽生市にあります、木村歯科医院の吉成です🐥

ゴールデンウィークに新潟に帰りました🌾

温泉をめぐって、いいリフレッシュでした♨️

さて、本題に移りますが、

お子さんの定期検診や治療で、お口の中を見ると
「あごのスペースが少ないな…」と思うことがよくあります。

今の子どもたちは、あごの成長が少なく、歯が並ぶスペースがとても狭い子がとても多いです。

乳歯の状態で、歯と歯のあいだにスペースが無く、きっちり並んでいる状態であったり、

すでに前歯が重なっている状態であったり…

乳歯よりも永久歯のほうが大きいので、そのような状態ですと、生え変わったときに歯並びが悪くなってしまいます。

乳歯では、すきっ歯くらいがちょうどいいといえます👶🏻

昔とくらべて、今の子ども達のあごの成長が少ない。

理由としては、「食形態の変化」です。

昔よりもやわらかい食べ物が増えたと思いませんか?

「ふわふわ」や「とろとろ」など、やわらかい食べ物が人気で、そういったものであふれています。

やわらかい食べ物だと、噛む必要がありませんから、前歯で「噛みちぎる」ことや「かぶりつく」ことが減ります。

噛むことが減ったことで、あごの成長も減ってしまいました…

そこでぜひ行っていただきのが、「前歯がぶり」です!

6歳までに前歯をよく使うことで、あごの成長が促されます。

お子さんには前歯をよく使わせてあげましょうね!

具体的な方法としては、食材を小さく切らずに、大きめにしましょう。

お父さん、お母さんは優しいので、子どもには小さく切ってあげようとします。

そうすると、前歯でかぶりつくことや噛みちぎる機会が無くなってしまいます。

歯科的な優しさとしては、食材は小さく切らないほうが優しいです👍

たとえば、りんごも芯を取るくらい、野菜も「ごろごろ野菜カレー」のように大きめの状態にしましょう。

また、おすすめは「のり巻き」です!

のりを巻くことで、噛みちぎる動作が増えます。

お寿司やさんのように切らずに、1本巻きの状態で食べてもらいましょう。

そして、ご家庭での食育として、のり巻きを作るときにお子さんにも手伝ってもらいましょう!

余談ですが、子どもたちにのり巻きの好きな具材を質問すると、圧倒的に「納豆」が人気です。

私は納豆が少し苦手なので、すごいなと思います(笑)

また、これからの季節ですと、とうもろこし!

とうもろこしも前歯でかぶりつく食材なので、とてもおすすめです🌽

ぜひ6歳までに、前歯がぶり!

たくさん前歯を使わせてあげてくださいね😊