《知らなきゃ損する歯のはなし第153号》が掲載されましたっ!!!

投稿日:2024年5月28日

カテゴリ:埼東よみうりコラム記事

知らなきゃ損する歯のはなし第153号が、2024年5月17日(金)の

埼東よみうり新聞の第6面に掲載されました!!!

以下がコラム記事です。お読みください

 

 

日本人は心配する民族なのに行動をなかなか起こさない、ただ心配をするだけという本を読みました。飛行機事故で亡くなる確率が18万分の1人に対し、自動車事故で亡くなる確率は2万5000人に1人と、車の方が亡くなる確立が高いものの、飛行機ほど怖いと思っている方は少ないのではないでしょうか。
 

 高齢になると「もう先がないから自分にお金をかけなくて良い」と言いながらも、「動けなくなったらどうしよう」「ボケてしまったらどうしよう」と心配ばかりして、行動はなかなか起こせない方も多いのでは。そんな「どうしたら動けなくならないか?」「どうしたらボケないか?」の答えの一つに「噛める事」があります。できれば歩く事ができて、口から物を食べられて味わえる方は、健康を維持できるという認識があります。
 

 心配のもう一つ、認知になる確率は85歳で4割以上と言われており、約2人に1人は認知になる事になります。多くの方が認知になりたくないと思っていますが、では実際に何か行動は起こしていますか?こちらも口で物を噛める人ほど私の周りではしっかりしています。

私の健康講座でいつもお話ししているように「噛める事」は大事な事で、噛める事を維持するための一番の行動は「歯が痛くなくても歯科医院に通い、予防を受ける」という事があります。

 人間ドックを受けるように「歯」も大切な体の一部だからこそ、定期的なメンテナンスが大切になります。長年使った歯が悪くなり失ってもすぐには死なないため、大切な体の一部にも関わらずないがしろにされてきたように思います。病気で熱が出たら学校や会社を休めても、歯が痛いだけでは「そんな事で休むな」という冷たい目で見られるくらい、歯は大切に思われていません。

 私は歯を予防して守ったり、噛めなくなった状態を噛めるように行動を起こしたりする事が、健康への心配を無くす最大の近道だと考えています。もし歯でそれが変わるなら、医療や薬にお金をかける分、歯にかけた方が得ではないでしょうか?噛めなくなった歯を噛めるようにするにはお金も時間もかかりますが、心配だけして時間だけ過ぎればさらに悪化してしまいます。

現在コーヌスクローネという技術で噛める事が快適で身近になりました。健康のために行動を起こす事を先延ばしにしている方は、ぜひ「何らかの行動」を起こしてみてください。

 

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