飲み込みやすいもの、飲み込みにくいもの
投稿日:2024年7月19日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の嶋です!
最近は友達とご飯に行ったり、映画を見に行ったり充実した日々を過ごせています!!
好きなものを好きなだけ食べるって幸せだなと思います♪
さて、今回は食べ物を「飲み込む」ということについてです。
食べ物を飲み込むには力が必要になります。大きい食べ物ほど飲み込むのに大きな力が必要です。
高齢になると飲み込む筋肉が衰えて今まで飲み込めていたものも飲み込めなくなってしまいます。
そうなれば楽しみだった食事も‘‘苦‘‘になってしまいます、、、。
○一般的に飲み込みやすい食事とは?
・ツルンとしているもの→ゼリー、プリン、豆腐、茶碗蒸しなど
・適度なとろみがある→ポタージュ、おかゆ、アイス、ヨーグルトなど
・適度なねばりがある→生卵、とろろ、熟した柿、ばなななど
○飲み込みにくい食時
・噛み切りにくい→たけのこ、ごぼう、いか、たこ、昆布など
・ぱさぱさ、張り付いてしまうもの→クッキー、おもち、パン、もなか、粉薬など
・さらさら、むせやすいもの→水、お茶、酢の物、レモン、梅干しなど
・まとまりにくいもの→ひじき、ナッツ類、かまぼこ、レンコンなど
・液体と固体が混ざっているもの→味噌汁、お茶漬け、麺類、ミカンなど
Q飲み込みやすくする方法は?
適度な水分を含ませることによってぱさつく食べ物が食べやすくなったり、ゼラチンなどで固めてツルンとさせることによってばらけずに喉越しがよくなります。また、マヨネーズやドレッシングなどの油性ソースで食材をまとめたり、ひき肉料理は加熱をする前に小麦粉や卵といったつなぎと混ぜてまとまりを良くすると良いです。
飲み込むことがうまく出来ない方への食事の工夫として、とろみ調整食品を利用することがあります。とろみの利用には1つは液体の流れを遅くすること、もう1つはまとまりやすくすることです。サラサラしている液体はまとまりがないため、口の中で保持するのが難しいケースでは飲み込もうとする前に液体が咽頭に流れ込んでしまいます。そうすると、むせたり誤嚥が生じたりします。とろみがつきすぎると咽頭に残ってしまって飲み込みにくくなるので注意が必要です。段階的にとろみの程度を上げて飲み込む力に合わせて調整を行っていきましょう。
当院では、目から鱗の話がたくさん聴ける、院長による無料のオリエンテーションを毎月開催しております。
次回の予定は8月10日(土)15:30〜を予定しております。
参加をご希望の方は0120ー255-418 までご連絡ください。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
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