歯の生え変わりについての注意点

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の瀬下です。
とても寒くなってきましたが皆様はこたつやカーペットなどはもう用意しましたか？私の家ではこたつは使わずにカーペットとブランケットで何とか乗り越えております🫡意外と暖かいのでこたつをお持ちでない方にもおすすめです🎗️
 
さて、話は変わりまして今回は歯の生え変わり時の注意点についてお話していこうと思います。
 
歯の生え変わりの注意の必要な状態は様々な状態がありますが、今回は『要注意乳歯』についてです。
まず、『要注意乳歯』とは何なのか。永久歯（大人の歯）が生えてきているときに生え変わるはずの乳歯（子供の歯）がまだ残っているということありませんか？この状態のまだ残っている乳歯（子供の歯）のことを『要注意乳歯』といいます。
では、なぜこの要注意乳歯が気を付けなければならないのか。要注意乳歯が長くとどまってしまう場合、歯磨きがしにくい・ものが詰まりやすい・永久歯（大人の歯）が出てくるスペースが小さく歯並びに悪影響を及ぼす可能性があるなどの問題点が出てきてしまうのです。
しかし、全部の要注意乳歯が問題があるわけではありません。問題があるかどうかの判断は🦷乳歯（子供の歯）の根っこがどのくらい残っているかで判断します。
 
・要注意乳歯（子供の歯）がグラグラ揺れていて、根っこがほぼ残っていない状態→問題なし
〈しばらくすると自然に生え変わると考えられます。〉
 
・要注意乳歯（子供の歯）がグラグラ揺れておらず、根っこがほぼ残っている状態→問題あり
〈しばらくしても自然に生え変わらず、長期に2枚歯状態になることが考えられます。〉
 
問題がある場合については、要注意乳歯の抜歯・歯並び、噛み合わせの状態によっては矯正治療を検討することもあります。
 
他にも永久歯（大人の歯）が生えてくるのが遅かったり、永久歯（大人の歯）が通常より多くはえてきていたり、反対に通常よりも永久歯（大人の歯）が少なかったりなど様々な注意ポイントがあります。今回説明させていただいたポイントのほかにも気になるようなお口のなかの状態がありましたら気軽に診療時などにお聞きください。
 
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