睡眠不足が口腔内に及ぼす影響

投稿日:2024年12月10日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の堀越です。寒い日があたり前になってきましたが、皆さま体調など崩されていないでしょうか?私は寒さが苦手ですが、体調や健康管理のために気を付けていることがあります。それは十分な睡眠をとるということです。十分な睡眠をとることは健康管理の上でとても大切ですが、口腔内にも大きく関わっています。そこで今回は睡眠と口腔内の関わりについてお話しをしたいと思います。

睡眠不足は心身の健康にとっての大敵ですが、口腔内にも悪影響を及ぼします。
具体的に睡眠不足がもたらす口腔内の問題とは…

1.唾液分泌の減少
睡眠不足は唾液の分泌量を減少させることがあります。唾液はお口の中の汚れを洗浄したり、歯の修復を促したりすることで、むし歯の進行を防ぐ役割を果たしています。そのため、唾液の分泌が減ると細菌が増殖しやすくなり、虫歯や歯周病の原因となります。さらに、口腔内の自浄作用が低下することで、口臭が悪化することもあります。特に朝起きた時の口臭が強く感じられることが多いです。

2.歯ぎしりや食いしばり
ストレスや疲労が原因で、寝不足になると歯ぎしりや食いしばりが増えることがあります。これらの行動は歯の摩耗や破損、歯周病、顎関節症の原因にもなります。

3.口腔内の炎症
睡眠不足によるストレスや疲労は、口腔内の炎症を引き起こすことがあります。口内炎や歯茎の腫れなどの症状が現れやすくなり、これが慢性的になると歯周病に進行するリスクも高まります。

このように、睡眠の質と口腔内の健康は大きく関わっています。睡眠の質を高めるためには規則正しい生活習慣やストレス管理が大切です。さらに口腔衛生を保つことも重要ですので、定期的な歯科検診や適切な歯磨き、フロスを使用することで、口腔健康を維持しましょう。

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