口乾燥

投稿日:2025年3月19日

カテゴリ:スタッフブログ

 

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の折原です。

暖かい日があったり、雪が降ったり、雨で寒くなったりと今年の3月はおかしいですね。

毎年の事ですが、花粉症の時期でもあります。相変わらず目と鼻にきています。

薬を飲むと口が乾燥してしまいます。ドライマウスとも言います。

ドライマウスの原因としてはいくつかあります。

・唾液の分泌が減少

・口の中が乾いていてヒリヒリする

・口のねばついている

・飲み物がないと食事がとりにくい

・唾液が泡立つ

・舌が割れている

・口臭がきつい

 

ドライマウスが起きる原因は

『藥の副作用』  抗ヒスタミン薬、風邪薬にも入っている。他にも抗うつ剤や鎮痛剤利尿剤や胃腸薬や降圧剤も唾液の分泌を減らしてしまう。

『病気によるもの』  

・シェーングレン症候群 唾液腺や涙腺などの分泌腺を萎縮させて乾燥を引き落とす自己免疫疾患

・糖尿病 血糖値が高くなり、糖を含んだ尿が大量に出てしまうため脱水症状を引き起こしてしまう

・くも膜下出血や脳梗塞などの後遺症などで筋肉が動かしにくく唾液腺が刺激されず唾液の分泌が減少してしまう

『ストレス』

ストレスや焦り、緊張などをすると交感神経が刺激され唾液の分泌が阻害される

『年齢によるもの』

加齢によりお口の周りの筋力低下や筋肉の萎縮することによる

筋力低下すると柔らかい食事ばかりになってしみ、唾液腺が刺激されず唾液が出ずらくなる

女性ホルモンの影響を受けるので、更年期障害でホルモンのバランス乱れることでも症状がでる

 『口呼吸』

お口がポカンと開いていると唾液が蒸発してしまう

鼻炎などが原因で鼻呼吸がしにくいと口呼吸になってしまうので鼻炎の治療が必要になる

『放射線治療』

顔や首など唾液腺の近くに癌治療のために放射線を当てると細胞も障害を受けてしまい唾液が出にくくなる

 

ドライマウスのリスク

・唾液には口を潤すだけでなく殺菌作用や免疫機能、消化機能がある。

・むし歯や歯周病のリスク  唾液には殺菌作用があるのでむし歯や歯周病、口内炎などを抑制する

・誤嚥性肺炎  唾液量が少ないと食事を噛んで飲み込むことができず、肺に食事や細菌を運んでしまうことで誤嚥性肺炎を引き起こしてしまう

・味覚障害、摂食障害  ドライマウスが進行して、舌がヒリヒリしたり口内炎が多発して食事しづらく摂食障害を起こす可能性がある

味覚は舌の上にある味蕾が傷つき味が感じにくくなる

 

改善策に一つとして

唾液腺をマッサージして唾液の分泌の促進することができる

耳下腺、顎下腺、舌下腺の三種類の唾液腺を優しく指で押したり、くるくるマッサージしたり、舌を口の中で回したりすることで唾液腺が刺激され唾液の分泌が良くなる

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