歯肉増殖症
投稿日:2025年3月21日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の遠藤です。 最近あったイイ話… 昨日友達とランチをした後に大宮公園で散歩をしてきました。 まだ桜は咲く気配もなかったですが、天気も良く暖かったので散歩日和でした。 友達と一緒だと楽しく歩けて穏やかな時間を過ごせました。 来週辺りから桜が咲き出すと思うので、また散歩をしに行きたいと思います😊 今回は薬の副作用でおこる歯肉の腫れ(薬物性歯肉増殖症)についてお話します。 プラーク(歯垢)によって歯肉が炎症し腫れる事があります。 歯肉の炎症はそれだけではなく様々な原因で腫れる事があります。 その1つが薬の副作用で歯肉が腫れてしまうことです。 薬の副作用で歯肉が腫れる症状は「薬物性歯肉増殖症」や「薬物性歯肉肥大」と呼ばれ 抗てんかん薬や高血圧治療薬、免疫抑制薬などが原因で起こります。 原因となる代表的な薬として ・高血圧や狭心症に広く適応される“カルシウム拮抗薬”(ニフェジピン) ・“抗てんかん薬(フェニトイン) ・“免疫抑制剤”(シクロスポリン) の3種類があります。 症状としては、歯と歯の間の歯肉が膨らんだり、歯が隠れるほど歯肉が腫れる事もあります。 歯肉の表面が硬く弾力性があるのも特徴です。 原因として薬の作用によって、だた歯肉が炎症などによって腫れるのではなく、 歯肉の細胞自体が異常に増殖することで体積が大きくなった状態です。 歯肉が炎症を起こしていると増殖するリスクもあがります。 対処法として ・薬の量や種類を調整する ・歯垢や歯石の除去を行う ・日頃の歯みがきを徹底する などがあります。 注意しないといけないのは、個人の判断で薬の服用を中止せず、 必ずかかりつけの医師に相談しましょう。 歯肉肥大が起きたとき、服用薬を変更できればよいのですが、難しいことが多いため、 日頃の歯みがきを徹底して行うこと、定期的に歯科受診して歯石を 除去してもらったりすることが大切です。
当院では目から鱗の話が聞ける、院長の無料オリエンテーションを毎月開催しております。
次回は4月12日(土)15:30〜予定としております。 参加をご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。 皆様のご参加、心よりお待ちしております!!
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