酸蝕歯(さんしょくし)
投稿日:2015年7月25日
カテゴリ:スタッフブログ
埼玉県羽生市にある木村歯科医院の吉田です!!
毎日暑い日が続きますね・・・これからまだまだ夏本番になりますので、体調など崩さずに睡眠と食事に気をつけていきたいと思います。
実家でとれる野菜を酢漬けや浅漬けにして食べることが大好きなのですが、体にいいとされているお酢・・・実は歯にとっては気をつけなければならない食品です!!
みなさん酸蝕歯(さんしょくし)という言葉や知っていらっしゃいますか?
身近に口にしている酸の食べ物や飲み物が歯を溶かすということはご存知でしょうか?
歯の表面の白くみえる部分は「エナメル質」と呼ばれる体の中で最も固いとされる組織ですが、「酸」にはとても弱いのです。酸によって脱灰して溶けていきます。レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の果物、炭酸飲料、ワイン、お酢などの食品などは歯にダメージを与えやすい食べ物と考えられています。
唾液は酸性状態を中和して、溶けた部分を修復する「再石灰化」が起こります。歯の再石灰化は唾液によって促進されるので食事の間隔をあけたり、砂糖などの間食を避けたり、ガムを噛んで唾液の分泌を促進していくとよいそうです。また酸っぱいものを食べたらその後に水やお茶でうがいをしたり、フッ素入り歯磨き剤や洗口剤を使うと効果があるようです。
うまく生活習慣のなかに取り入れていただけたらと思います。
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